映画「グランツーリスモ」に関わる「GT-R」がオークションに出品
日本で2023年9月15日に公開される映画「グランツーリスモ」。
その映画に関わった日産「Nissan GT-R GT3」が海外オークションに出品されました。
GTアカデミーの生みの親であるダレン・コックスが所有していた「Nissan GT-R GT3」が出品される(Photo:Iconic Auctioneers)
GTアカデミーの生みの親であるダレン・コックスが所有していた「Nissan GT-R GT3」が出品される(Photo:Iconic Auctioneers)
グランツーリスモとは、1997年にプレイステーション用ソフトとして誕生し、全世界でシリーズ累計9000万本以上を売り上げたリアルドライビングシミュレーターです。
リアルなクルマの挙動をそのまま再現したグランツーリスモシリーズは「オリンピック eスポーツシリーズ」や「国民体育大会・文化プログラム」eスポーツ大会の競技種目にも選ばれています。
一方でグランツーリスモをきっかけに2008年から日産と展開しているのが、バーチャルとリアルを繋ぐ国際的なコンテストとなる「GTアカデミー by 日産×プレイステーション」です。
これはグランツーリスモのトッププレイヤーに、本物のプロフェッショナルレースドライバーになる生涯1度のチャンスを与えよるプログラムです。
今回の映画「グランツーリスモ」は、「GTアカデミー」を立ち上げたダレン・コックス氏(映画ではオーランド・ブルームが演じた)と、バーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちが繰り広げるドラマを描いたものです。
なかでも映画では2011年に「GTアカデミー」のヨーロッパチャンピオンとなったヤン・マーデンボローの物語に焦点を当てています。
今回オークションサイト「Iconic Auctioneers」では、GTアカデミーの生みの親であるダレン・コックスが所有していた「Nissan GT-R GT3」が出品されます。
現地時間の8月25日にシルバーストーン・フェスティバルで行われるこのオークションの落札予想価格は、22万5000ポンドから27万5000ポンド(約4178万円から約5107万円)です。