▲現代自のソナタ・タクシー。/現代自提供
ソナタ・タクシーは、容量 2.0L の液化石油ガス (LPG) で動作するタクシー専用のスマートストリーム(Smartstream)エンジン、専用の6段変速機、一般のタイヤより耐久性を20%高めた専用タイヤを装着。既存の「ソナタ・ニューライズ」タクシーよりもホイールベース(前輪軸と後輪軸との距離)を70ミリ長くし、より広い2列スペースを実現した。
ソナタ・タクシーの販売価格は、法人および個人(一般課税者)向けタクシーが2480万ウォン(約279万円)、個人タクシー(簡易課税者、免税)が2254万ウォンから。販売先はプラットフォーム運送事業者や営業用タクシー事業者に限定される。
現代自は牙山工場でソナタ・ニューライズのタクシー(DN7)を生産していたが、収益性が悪化し、作れば作るほど赤字になったため、昨年7月に製造を終了した。ソナタのタクシーが終了したことで、タクシー業界は「代わりの車がない」と反発。これを受けて現代自は、中国・北京工場でソナタ・タクシー(DN8)を生産し、韓国に搬入する案を発表した。契約や出荷過程、アフターサービスなど購入に関する事項は韓国の工場で生産された車と同様だという。
コ・ソンミン記者