根岸Sから中2週で臨むレモンポップ(左)と久々のマイル戦でも自信のドライスタウト
フェブラリーS連覇中のカフェファラオ、昨年末のチャンピオンズCを制したジュンライトボルトをはじめ、テーオーケインズなど有力馬の多くが海外遠征を選択。東海S1着プロミストウォリア、根岸S2着ギルデッドミラーも回避し、例年よりメンバーが手薄となった感は否めない。
だが、近い将来のダート界を背負って立つタレントはそろった。人気の一角となるドライスタウトは21年の全日本2歳優駿の勝ち馬。昨春は順調さを欠いたが、11月に実戦復帰すると霜月Sを完勝。年明けのすばるSでも道中の不利をはねのけ連対を確保し、地力健在を印象づけた。
レモンポップは根岸Sから中2週の臨戦過程。じっくりと体調を見極め、8日に出走の意思を正式に表明した。12日に坂路で追い切り、4F54秒5~1F12秒5を計時。レースには坂井との新コンビで臨む。最終追いに新鞍上が騎乗する予定で、初コンタクトでどのような化学反応が起きるかにも注目だ。