「AirTag」利用し高級車・レクサスLX盗難か?被害に遭う1カ月前空港で取り付けられた可能性…それからずっと狙われていた?
離れていてもスマートフォンなどで位置を把握でき、カギや財布などに取り付ける紛失防止用の機器として人気の「AirTag(エアタグ)」。
2月19日に滋賀県で起きた「レクサスLX」の盗難事件では、被害に遭う1カ月ほど前の防犯カメラに、レクサスに近づきしゃがみ込む不審な人物の姿が映っていました。
被害に遭った男性によると、犯人が仕掛けたAirTagを確認しに来ていたのではないかといいます。
レクサスを盗まれた被害男性:
家族旅行から帰ってきてから、スマートフォンに頻繁に通知が来るようになり、車に仕掛けられたAirTagを発見。
すぐに外して警察に相談し、警察も巡回を強化してくれましたが、AirTagを外して約1カ月後の19日に盗難の被害に遭ってしまいました。
レクサスの盗難被害にあった男性は、空港から自宅に戻ったことで、窃盗犯に自宅の場所が知られ、狙われ続けていた可能性が高いといいます。
“空港で狙われる”ケース増加…専門家が警鐘
防犯アドバイザー 京師美佳 氏:
空港でしたら海外に行かれる人など、多少裕福な方も多いと思いますので、高級車を狙うにはうってつけの場所になってしまうと思います。
長期間駐車することの多い空港の駐車場で、犯人たちは高級車を物色し、AirTagなどのGPSを取り付ける手口が増えているというのです。
相次いで狙われる高級車。専門家は盗まれた場合の対処方法として、逆にAirTagを利用する方法もあるといいます。
通常、盗難された車というのは保管場所に保管されまして、数日中には船に載せられて海外に運ばれます。
約3日以内に船に載せられるという事例が多かったため、逆に自分たちがGPSを車に設置していて、場所を特定して警察にいってもらうなどをすれば、取り返せる可能性はあります。
(めざまし8 2月21日放送)