間もなく発売の「WR-V」がアウトドアに最適すぎ?
群雄割拠のSUV市場。各社からさまざまな車種が発売されているなか、注目を浴びているのが、2024年3月から発売となるホンダ「WR-V」です。
小さく見えるボディサイズにも関わらず驚きの積載性を見せてくれますが、ホンダ車の純正アクセサリーを開発するホンダアクセスが、そんな新型WR-Vの2種類の使い方を示してくれました。
アウトドアに最適なのは見かけだけじゃない!
アウトドアに最適なのは見かけだけじゃない!
【画像】「えっ…!」これが”超カッコイイ”「新型WR-V」の車中泊風景です!画像で見る(30枚以上)
まずは「WR-V×アウトドア・4人でキャンプバージョン」。
キャンプと言えばテントやタープ、テーブルやキッチン周りの大きな道具にはじまり、チェアやクーラーボックス、シェラフやマットなど必要な道具は多くなります。
そうなるとキャンプに行くには大きな車両が必要と思いますが、なんとこのWR-Vには4人がキャンプに行くのに必要な道具が全て収まります。
WR-Vの車両寸法は、全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mm。客室内寸法は長さ1955mm×幅1460mm×高さ1280mmというサイズです。
荷室サイズは、開口部荷室高882mm、5名乗車時の荷室長840mm、2名乗車時の荷室長2181mm、荷室床面最小幅(ホイールハウス)1020mm、荷室最大幅1350mmというサイズ、荷室容量は458リットル(5名乗車時・床下収納を除く)というビッグな荷室容量を持ちます。
4人でキャンプに行く道具が綺麗に荷室に収まり、しかも荷室のパーセルカバー(トノカバー)を閉じることができるというのもポイント。荷室に何が入っているかは外から確認できなくなるのは、盗難やいたずらの不安がなくなり安心できます。
ホンダのSUVラインナップは現在ヴェゼル/ZR-V/WR-Vの3車種があります。WR-Vはコンパクトに見えるためそれほど広く無いと思われますが、客室内寸法で比較すると、WR-Vが他の2台に比べても遜色ないのが分かります。
客室内寸法比較
・ZR-V 長さ 1930mm/幅1530mm/高さ1195mm
・WR-V 長さ1955mm/幅1460mm/高さ1280mm
この寸法を見れば4人のキャンプ道具がしっかり収まるのも納得です。WR-Vは高さに余裕があるため荷物を重ねて積むことで容量を多く取れます。パーセルボードを外せば、さらに荷物が積めるでしょう。
キャンプはそもそもの荷物が多くなりがち、さらにお土産や着替えなども積むことを考えるとこの積載量は魅力的ですね。
1人で気ままに車中泊も余裕でこなせます
ホンダアクセスではもう1台WR-Vの可能性を見せてくれた車両を紹介しています。それが「WR-V×車中泊・カメラ旅バージョン」です。
こちらは「1人で車中泊をしながらポイントを巡って、気ままに撮影旅行をしていく」という車中泊メイクをしています。
風景写真のなかで人気の高いジャンルの一つに、太陽が昇る直前のマジックアワーからの日の出の撮影があります。日の出は時期により違いますが、現地の状況や天候、人気のポイントでは場所取りも重要です。
寝不足での撮影は注意散漫になってしまうこともあります。また夜明けに到着して慌てて準備をしているうちにマジックアワーが…ということになりかねません。
そのためにも、車中泊をして準備を整えて万全の体制で挑みたいものです。
WR-VはコンパクトSUVと思われがちですが、4人でキャンプに行く仕様で紹介した通り、客室内寸法はかなり大きいことが分かります。後席を倒す足を伸ばして眠ることも可能なほど。
荷室とシートバックを前に倒した時に少し段差が発生してしまいますが、コンテナボックスの上蓋などを置いてその段差を埋めてあげることで、フラットな荷室になり快適な睡眠スペースが生まれます。
車内で座ってカメラの準備や充電などするにも不便しない空間があるので、これならしっかり準備や撮ったものの確認ができそうです。
こちらの車両にはTOUGH STYLE(タフスタイル)と呼ばれる、フロントグリル、フロントロアーガーニッシュ、サイドロアーガーニッシュなどのガーニッシュ類が装備され、ノーマルのWR-Vとは違ったスタイルを生み出してくれます。
インテリアには濡れた靴でも大丈夫なオールシーズンマットやラゲッジトレー、テールゲートストラップや夜間の屋外作業に便利なLEDテールゲートライトなどが装備されています。アウトドア作業はもちろん日常使いにとっても便利な装備を揃えています。
大人数から1人旅まで、さまざまなアウトドアに対応できるWR-V。ホンダアクセスが手がける純正アクセサリーを装着することで、アウトドアでの楽しみが増えていきます。