中国海南省で自動車ショー 展示車両の半数が新エネ車
9日、モーターショーで試乗体験をする来場者。(海口=新華社記者/陳子薇)
【新華社海口9月11日】中国海南省海口市で7~10日、海南新エネルギーインテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)モーターショーが開催された。新エネルギー車(NEV)の出展比率が50%に達し、大勢の来場者が訪れた。
9日、モーターショーを見学する来場者。(海口=新華社記者/陳子薇)
起亜の営業担当者、陳梓恒(ちん・しこう)さんは「中国はNEVに対する車両取得税の減免政策を2027年末まで延長することを明確にしており、多くの消費者がNEVを選択する重要な要因の一つとなっている」と説明した。
海南省新エネルギー車促進センターのデータによると、同省のNEV普及台数は7月末の時点で累計24万5700台となり、自動車保有台数の12.7%を占めた。
同省が発表した二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウト実施計画では①25年までに、公共サービス部門と社会事業部門における新規購入や更新車両に占めるクリーンエネルギーの割合が100%に達すること②30年までに、海南島でのガソリン車の販売を全面禁止。特別な用途を除き同省の公共サービス部門と社会事業部門の車両は全てクリーンエネルギー化し、自家用車の新規購入と買い替え需要に占めるNEVの割合を100%にすること-などを目指す。(記者/陳子薇)
9日、新興電気自動車(EV)メーカー、上海蔚来汽車のブースに展示された中型EVセダン「ET5」。(海口=新華社記者/陳子薇)
9日、広州汽車集団傘下の広汽埃安新能源汽車のブースで展示されたミッドサイズクーペEV「昊鉑(Hyper)GT」。(海口=新華社記者/陳子薇)
9日、韓国現代自動車グループの起亜のブース。(海口=新華社記者/陳子薇)