新しい顔に生まれ変わった「新型SUV」
日産の米国法人は2024年1月10日、ミドルサイズSUVの新型「ローグ」2024年モデルを発売しました。
同車は日本で「エクストレイル」の名で販売されているモデルですが、今回の新型ではデザインを大幅に刷新したほか、日産車として初めてGoogleのシステムを搭載しているといいます。
新たな「デジタルVモーショングリル」採用! 日産の新型「ローグ(日本名:エクストレイル)」
ローグは、米国日産における主力モデルとなるミドルクラスSUVです。
【画像】最新デザイン採用! これが日産 新型「ミドルサイズSUV」です(50枚以上)
現行型は2020年6月に米国で発表され、その後中国や欧州など各国に順次投入。日本では4代目エクストレイルとして2022年7月に発売されています。
ローグは燃費の良さに加えて安全性能の高さも特徴で、日産の先進運転支援機能「プロパイロット」や「360°セーフティシールド」などが採用されています。
今回発売された新型ローグは、車体前面を中心にデザイン変更が図られたほか、最新のコネクティッド機能として「Googleビルトイン」を日産車で初めて採用している点が特徴。
フロントグリルには日産の新たなファミリーデザイン「デジタルVモーショングリル」を取り入れ、力強さと先進性を高めています。
インテリアでは、ドアパネルやシート、センターコンソール、助手席側ダッシュボードトリムなどに新たな色を用いた新素材を採用し、ゆったりとした雰囲気を創出。
最上級グレード「Platinum」は、デザインの異なる19インチアルミホイールやグロスブラックのフェンダーアーチ、フロントグリルのトリムなどを採用。さらにインテリアのプレミアムレザーもチェスナットブラウン仕様に変更され、より高級感を高めています。
見所となるコネクティッド機能には、日産初搭載となる「Googleビルトイン」を採用。これにより、GoogleマップやGoogleアシスタントといったGoogleアプリが新型ローグのインフォテイメント機能に統合され使用可能です。
Googleアカウントにログインすれば、スマートフォンのGoogleマップに登録されているブックマーク情報なども新型ローグのタッチスクリーンに表示することができるため、ナビゲーションの目的地設定に役立ちます。
加えて、従来の「Android Auto」や「Apple CarPlay」なども引き続きワイヤレス接続による使用が可能です。
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新型ローグ2024年モデルの車両価格は、2万8320ドル(約412万円)から4万100ドル(約583万円)。
なお日本仕様のエクストレイルについては、マイナーチェンジに関する情報は発表されておらず、日産の今後の動向に引き続き注目が集まります。