フォルクスワーゲンの3列シート・7人乗り新型クロスオーバーSUVを激写した。これまでVWは『ティグアン』に3列シートを備えた「オールスペース」を用意していたが、昨年発表された新型では廃止されていた。今回スクープしたモデルが、このオールスペースの実質後継車になるとみられる。
そのモデルが新型『タイロン』だ。タイロンは現在、中国市場にてクーペSUV『タイロンX』とともに販売されているが、次期型ではグローバルモデルとしてリボーンする。つまり中国では第2世代、ヨーロッパでは新型車として登場する。また米国では第3世代ティグアンとして投入される可能性もあるというこのタイロン、日本を含むアジアへの展開も期待できる。
VWの新型3列シートSUVを激写!ティグアンより20cmも長い、このモデルの正体は?
中国工業情報化部(MIIT)に提出されたデータによると、全長4735mm、全幅1860mm、全高1680mmとされており、ティグアンより20cm近く長いほか、全幅、全高も大型化されている。またホイールベースを11cm延長し、2791mmとすることで3列目に十分なスペースが確保される。
インテリアは、大きなタブレット型タッチスクリーンと、Apple CarPlayや、Android Autoに対応するインフォテイメントシステムの採用など、新型ティグアンと同様のコックピットとなるだろう。
新生タイロンのワールドプレミアは、最速で2024年内の可能性ありそうだ。