自動車

思わず“二度見”するほどインパクト大! トヨタ新型「C-HR」欧州で世界初公開 新しいコンパクトSUVのデザインは初代超えの斬新さ

人気のコンパクトクロスオーバーSUVが2代目へ進化

 トヨタはヨーロッパにおいて、新型「C-HR」を世界初公開しました。見るからに斬新なそのルックスは、初代を超えるインパクトがあります。

android, 思わず“二度見”するほどインパクト大! トヨタ新型「c-hr」欧州で世界初公開 新しいコンパクトsuvのデザインは初代超えの斬新さ

インパクトのある斬新フォルムをまとったトヨタ新型「C-HR」

【画像】クールな斬新フォルムがカッコいい! トヨタ新型「C-HR」を写真で見る(27枚)

 コンパクトクロスオーバーSUVのC-HRは、2016年に初代がデビュー。次世代トヨタの世界戦略車ということで、グローバルで100を超えるマーケットで展開され、多くの国々で好評を博しました。そんなグローバルモデルらしく、新型C-HRはまずはヨーロッパにおいて世界初公開されました。

 新型C-HRのパワートレインは、1.8リッターと2リッターのハイブリッド、そして2リッターのPHEV(プラグインハイブリッド)という3種類。欧州仕様の2リッターハイブリッド車には“インテリジェントAWD”もオプションで用意されます。

 ハイブリッドシステムはトヨタの最新仕様である第5世代を採用。ともにエコ性能を追求していますが、1.8リッターハイブリッドは初代C-HRのそれより大幅にパワーアップ。また2リッターハイブリッドもより強力な設定で、アグレッシブな走りを楽しめます。

 一方、日常的なシーンではEV走行を可能な2リッターのPHEVは、ブースト機能によりアクセルペダルのみで加減速できるワンペダルドライブを実現しているといいます。

 新型C-HRのインテリアは、初代よりも上質で洗練された印象です。“翼”をデザインテーマとするコックピットは、スイッチなどの操作系をドライバー回りに集約。水平基調のインパネと相まって、包み込まれるような造形となっています。

 メーターは、一部グレードに12.3インチのフルデジタルコンビメーターを新採用。高速道路ではADAS機能の情報を目立たせるなど、ドライバーの好みや走行状況に応じてさまざまなコンテンツを優先的に表示することができます。

 コックピット中央には、8インチまたは12.3インチのディスプレイを設置。Apple CarPlayやAndroid Autoのワイヤレス接続に対応しているほか、音声操作も可能な“トヨタ・スマート・コネクト・マルチメディア・パッケージ”を導入しています。

 ドライバーが近づくと、リアゲートの“C-HRライトシグネチャー”が点灯し、エクステリアのライトが明るくなるといった“演出”を採用する点も、新型C-HRの特徴です。

“アンビエントライティングシステム”によってインテリアの照明色は最大64色から選択可能。直接照明と間接照明に、「涼しい」とか「暖かい」といった車内環境や時間帯を反映するオプションが導入されたのもポイントです。

 ちなみに、このアンビエントライティングシステムは単なる照明として機能するだけでなく、後方から接近するクルマや自転車と衝突する危険性がある場合、ドアを開けたときに赤く光って危険を警告するなど、安全性を高める効果もあります。

 そのほか新型は、デジタルキーシステムの“MyTスマートフォンアプリ”を使用して、走行前にエアコンを操作するなど、各種機能を遠隔操作することも可能です。さらに、クラス唯一の自動駐車機能を搭載しており、狭いスペースでも完全リモートでの駐車を可能にしています。

●目指したのは“公道を走るコンセプトカー”

 そんな新型C-HRのハイライトは、なんといっても斬新なエクステリアデザインです。

 2016年にデビューした初代は、スピード感のあるクーペのようなルーフラインや抑揚を効かせたサイドパネルによって斬新なスタイリングを構成。デザイン面でも高い評価を獲得しました。

 今回、2代目へとフルモデルチェンジしたC-HRは、初代モデルのクーペフォルムをさらにブラッシュアップ。“公道を走るコンセプトカー”を目指したというだけに、インパクト絶大のルックスに仕上がっています。

 フロントマスクには、最近のトヨタ車に共通する“ハンマーヘッド”デザインを採用。グリルの開口部を小さく、ヘッドライトをスリムかつコンパクトにすることでサメのような鋭い表情を演出することで、クルマが前方へと突進していくかのような躍動感を演出しています。

 サイドビューでは、短いオーバーハングと最大20インチの大径ホイールが特徴。後方から見たときの踏ん張り感あるスタイルを演出します。

そしてリア回りでは、横一文字に光る個性的なランプ構成が特徴。「TOYOTA C-HR」という文字が赤く光るライトシグネチャーが個性的なデザインを印象づけます。

 このほか、ボディカラーにおける新たな挑戦も、新型C-HRの見どころ。ルーフやリアバンパー、リアドア後部までがブラックに塗られた斬新なツートーンカラーもラインナップされています。

* * *

 2022年12月に公開されたコンセプトカー「C-HRプロローグ」を忠実に再現した新型C-HRのエクステリアデザインは、まさに“公道を走るコンセプトカー”そのもの。

 日本市場への投入に関する公式アナウンスはないものの、早く実車を見てみたいと思わせるインパクト大のルックスが魅力的です。

TOP STORIES

発見・体験、日本旅行に関する記事
Top List in the World