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BOSS、最新10Wアコースティックアンプ発表 プロのマイキング再現「AIR FEEL」搭載

 アンプ&エフェクターブランド・BOSSが3日、から新たな10ワットアンプ『AC-22LX』を今月26日にリリースすると発表した。

 『AC-22LX』は、高品位なアコースティック・サウンドを自宅で再現できる、新しいコンセプトのアコースティックアンプ。プロクオリティーのマイキングサウンドをシンプルなセッティングで実現する、独自開発の「AIR FEEL」機能を搭載している点が特徴になる。

 「AIR FEEL」は、サウンドエンジニアがレコーディング現場などで施す“マイキング”の特徴を再現する機能。『AC-22LX』には、搭載されているピックアップの音をそのまま出力する「DRY」、パーカッシブな演奏表現に効果的な「XY」、響きの広がりをより強く感じることができる「AB」、奥行きのある空気感が特徴の「ORTF」、楽器から少し離れて聴くようなアンビエンスが得られる「MID SIDE」といった5タイプが用意されている。

 アコースティック打楽器によるリズムパターンを15パターン内蔵していることも特徴で、BOSS独自の立体音響技術によって、奥行きや定位感のあるリズムサウンドを得られる。

 スピーカーは、アコースティックサウンドの再生に最適なカスタム設計が施された、12センチのツインコーンスピーカーを2基搭載。コンパクトな筐体ながら、美しく広がりのあるステレオサウンドを実現する。

 「GUITAR/INSTRUMENT」チャンネルに加え、ファンタム電源対応の「MIC」チャンネルも装備。「GUITAR/INSTRUMENT」チャンネルには、「AIR FEEL」機能と3バンドEQ、リバーブ、コーラスエフェクトが搭載されている。一方、「MIC」チャンネルにも2バンドEQとリバーブが用意されており、シンプルな操作で幅広い音作りが行える。

 加えて、楽器とボーカル、リズムのサウンドを外部PA機器などに出力できる「LINE OUT」端子や、ループバック対応のUSBオーディオ機能の搭載、フットスイッチとの連動もポイント。また、専用アプリ(Mac OS/Windows/iOS/Android対応)を用いることで、エフェクトタイプの切り替えや、最大119種類のリズムパターンが得られるなど、より細かな設定やライブラリへのアクセスが可能になる拡張性も魅力になる。

■BOSS『AC-22LX』仕様

▼定格出力

10ワット(5ワット+5ワット)

▼入出力

GUITAR/INSTRUMENT IN、MIC IN、AUX IN、LINE OUT(L/MONO、R)、PHONES/REC OUT、FOOT SW、Bluetooth ADAPTOR、USB、DC IN

▼コントロール

POWER、MASTER、MEMORY、USB LOOPBACK

【GUITAR/INSTRUMENT】AIR FEEL(DRY、XY、AB、ORTF、MID SIDE)、VOLUME、BASS、MIDDLE、TREBLE、REV/REV&CHO

【MIC】PHANTOM、VOLUME、BASS、TREBLE、REVERB

【RHYTHM BOX】START/STOP、TAP TEMPO/VARIATION、PATTERN(CAJON、SHAKER、CONGA、TAMBOURINE、DRUMS)、VOLUME

▼外形寸法

317(W)×210(D)×265(H)ミリ

▼質量

4.0キロ(※ACアダプター除く)

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