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押し出しの強いフロント・マスクが特徴的 スバルの人気SUV、フォレスターの新型がアメリカで初公開

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押し出しの強いフロント・マスクが特徴的 スバルの人気SUV、フォレスターの新型がアメリカで初公開

スバルのCセグメント・サイズのSUVとして人気を博す「フォレスター」が6代目へとフルモデルチェンジ。ロサンゼルス・オートショーでアメリカ仕様車が世界初公開された

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これまでのスバルにはない顔つき

エクステリアはSUVらしい頑丈さと堂々とした存在感を演出。フロントには大型のグリルを配し、クリルの上部を左右のデイタイム・ライトと繋げることでヘッドライトとの一体感を持たせた。リアはテールゲートの傾斜を抑え、荷室空間の広さを表現。テールライトは左右を高い位置でつなぎ、ワイド感を強調している。

縦型ディスプレイを採用

室内には骨盤を支える構造の新しいシートを導入し、快適性向上と疲労軽減を図った。インフォテインメント系では一部グレードに縦型の11.6インチ・センターディスプレイを装備。Apple CarPlayとAndroid Autoのワイヤレス接続にも対応する。

車体はスバル・グローバル・プラットフォームの進化版がベースで、フル・インナーフレーム構造の採用や構造用接着剤の適用範囲拡大。また、サスペンション取り付け部の剛性も向上させている。これらにより従来型を上回る動的質感を図った。

アメリカ仕様は2.5リッター自然吸気

パワートレインは182ps/241Nmを発生する2.5リッター水平対向4気筒を採用。駆動系には制御を刷新したアクティブ・トルクスプリットAWDを装備し、操舵初期の応答性とライントレース性を高めた。操舵系は2ピニオン式電動パワーステアリングによりダイレクトで自然な操舵感と遅れのないリニアなステアリングフィールを創出している。

運転支援装置ではプリクラッシュ・ブレーキの性能を向上。単眼カメラにより対応範囲を拡大し、電動ブレーキブースターの採用で応答性を改善した。このほか、ドライバー異常時対応システムやリア・シート・リマインダーを採用した。

アメリカ仕様車は5グレードで、2024年春以降の発売を予定している。日本仕様の導入時期は未定だ。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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