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テスラが週末に相次ぎ値下げ、EVと自動運転支援ソフトウエアが対象

(ブルームバーグ): 米電気自動車(EV)メーカー、テスラは週末、中国、欧州、米国で相次ぎ自社モデルの価格を引き下げたほか、ソフトウエアも値下げに踏み切った。販売不振で在庫が積み上がっていることが背景にある。

  テスラは20日遅く、自動運転支援システム「FSD(フルセルフドライビング)」について、米国での価格を従来の1万2000ドル(約185万円)から8000ドルに引き下げた。

  テスラが完全自動運転車を目標に掲げていることは、長らく同社の高いバリュエーションを支える理由となってきた。最近ではFSDソフトウエアの最新版を投入。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は8月8日に自動運転タクシーについて発表すると表明している。

テスラ、自動運転タクシーについて8月8日に発表-マスクCEO (1)

  これに先立つ週末、テスラは重要な2大市場である中国と米国に加え、欧州で自社モデルの値下げを明らかにしていた。1-3月(第1四半期)の販売台数は予想に届かず、在庫が膨らんでいるとみられている。

テスラ、中国と米国でEV値下げ-販売低迷で在庫膨らむ

  テスラは23日に1-3月決算を発表する予定。

テスラが週末に相次ぎ値下げ、evと自動運転支援ソフトウエアが対象

Electric Vehicle Showrooms In New York

原題:Tesla Spends Weekend Cutting Prices of Cars and FSD Software(抜粋)

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