▲1日午後、北京市東城区王府井にある中国の電子製品メーカー「シャオミ(Xiaomi、小米集団)」初の電気自動車「SU7」展示・販売場で、車を見る人々。写真=NEWSIS
外信などが18日に報道したところによると、シティグループは先日の研究報告書で、「シャオミSU7の4月引き渡し台数は5000-6000台、年間基準で5万5000-7万台に達するだろう」と分析したとのことだ。
同グループはその上で、「シャオミは2024年にSU7を1台売るたびに平均6800元の損失を被ると予想される。シャオミは全自動車製造事業で今年41億元の損失を被るだろう」と述べた。
この報告書について、シャオミ中国地域市場部のシュエ・ジェーウィン副総経理は交流サイト(SNS)「微博(ウェイボー)」で「報告書のデータの偏差が(実際の状況と)比較的大きい可能性がある。この報告書は4月2日に出たので、SU7の販売台数を過小評価しているかもしれない。この数週間、注文が持続的に増加し、供給能力を向上させている」と述べた。
SU7は開始価格が21万5900元で、同サイズの競合モデルである「テスラ・モデル3」(基本価格24万5900元)よりも安い。このため、中国市場で電気自動車メーカー間の価格競争が激しくなり、損をしてでも価格を引き下げたとの見方がある。ブルームバーグ通信はSU7の価格について「攻撃的な価格設定だ」と評した。
キム・ミョンジン記者