15年ぶりのフルモデルチェンジ 2024年4月9日(現地時間)、トヨタの米国法人は新型「4ランナー」を発表しました。 2009年発表の現行モデルから、15年ぶりのフルモデルチェンジを果たした新型4ランナー。外装や内装にも、様々な変化が見られます。いったいどのようなクルマになっているのでしょうか。 アグレッシブに進化したトヨタ新型「4ランナー」 アグレッシブに進化したトヨタ新型「4ランナー」 4ランナーは、日本で「ハイラックスサーフ」として展開されていたミッドサイズSUV。1984年に初代モデルが発売されて人気を博し、これまで5代目まで進化を続けてきました。 【画像】超カッコイイ! トヨタ”ハイラックスサーフ”超ゴツ進化の「新型SUV」を画像で見る(30枚以上) 日本では惜しまれつつ、4代目をもって販売終了。グローバルでは2009年登場の5代目が現行モデルとなっています。 今回発表された6代目となる新型4ランナーの外装では、フロント形状が5代目から大きく変化。グリル回りは元々、ぐるっと半八角形のユニットで囲われるデザインでした。それが「グリル上半分」「グリル下半分」の「2つの半八角形ユニット」に分割されたデザインに変わりました。 フロントグリルには、TRD Proなど本格的な走破性を備えるグレードでは「TOYOTA」文字ロゴがあしらわれ、それ以外には代わりにロゴマークが配置されます。 ライトユニットもデジタル感のある近未来風のデザインに。ウインカーはL字型に変化しています。 サイドを見ると、オーバーフェンダーの形状も変化しました。ゆるやかな半八角形だったのが、縦・横で構成されるような、ゆるやかな四角形に近いデザインになり、より「ゴツさ」が引き立っています。 ドア下部のデザインは、底面からせり上がるような半六角形のデザインになり、くびれが生じています。5代目がスラっと外にふくれた形状だったのが、「引き締まった」側面の印象に変わっています。 リアを見ると、リアゲートのハンドル回りが、半八角形の凹凸デザインから「四角形ハンドルユニット」が装着されたようなデザインに変化。ブレーキランプはL字形から、ランプユニット上部まで回り込む「コの字」形状に変化しているのが特徴です。 さて内装ですが、外装のデザインを引き継ぎ、5代目よりもさらに直線主体の洗練された機能美が感じられます。カーナビはダッシュボード埋め込み型から、上部装着の最大14インチのマルチメディアタッチパネルディスプレイに進化。その分、センター側ダッシュボードはすっきりとした印象になっています。 助手席側ダッシュボードには「TOYOTA」のロゴが。「トレイルハンター」仕様では代わりに専用ロゴが装着されています。 インテリアカラーはまだ詳細な仕様が出ていませんが、画像ではグレー基調やブラック基調など、モデルなどにより複数種類あるようです。 ...
サンワサプライは4月16日、直販サイト「サンワダイレクト」にて、MagSafe対応の車載ホルダー3種「200-CAR102」「200-CAR103」「200-CAR104」を発売した。直販価格は200-CAR102が2680円、200-CAR103が2780円、200-CAR104が3980円。 本製品は、MagSafe対応のiPhoneをマグネットで簡単に着脱できる車載ホルダー。iPhone 15/14/13/12シリーズに対応する。200-CAR102はエアコン吹き出し口のルーバーに固定できるタイプで、200-CAR103は吸盤でしっかり固定するタイプ、200-CAR104はドリンクホルダーに取り付けるタイプとなっている。 また、超強力マグネットを採用し、300gまでのスマホを固定可能。1秒でセットできるMagSafe式で簡単に着脱することができるという。 さらに、様々な形に変形する多関節を搭載し、見やすい位置に調整することも可能。MagSafe非搭載機種でも使用できるように、貼り付けできるメタルリングを備えている。 ■関連サイト
「現代版ハイラックスサーフ」こと「新型4ランナー」どう進化した? トヨタの米国法人(以下、トヨタ)は2024年4月10日(日本時間)、新型3列シートSUV「4ランナー」を発表しました。 先代モデルと比較し、一体どのように進化したのでしょうか。 カッコよすぎる!「現代版ハイラックスサーフ」こと「新型4ランナー」 カッコよすぎる!「現代版ハイラックスサーフ」こと「新型4ランナー」 4ランナーは、1984年に登場したミドルサイズSUV。 【画像】「えっ…!」これが超カッコいい「現代版ハイラックスサーフ」です!(98枚) 同車は、日本でも「ハイラックスサーフ」の名で初代から4代目モデルが販売さされていた馴染み深いモデルであることから、“ハイラックスサーフ後継機”などとも表現されます。 ラダーフレームを採用した強固なボディ構造を採用し、本格的なオフロード走行が可能。くわえて最大7名が乗車できるといった高い実用性もあり、高い人気を獲得しています。 そんな4ランナーが、今回15年ぶりにフルモデルチェンジを実施。 6代目モデルとなった新型4ランナーは、伝統を引き継いだ本格四駆として従来を超える走破性を実現したほか、ひと目見て分かる、よりタフネスなデザインに刷新しました。 大型かつワイドなグリルは、トヨタの最上級ピックアップトラック「タンドラ」にも通じる意匠とし、相対的に小ぶりで鋭い形状のヘッドライトをボディの端に配置。 またフロントバンパーは、カンガルーバーを彷彿とさせながらグリルとも共通性を持たせたプロテクター風のスタイルとし、先述のグリル・ヘッドライトとあわせて力強いフロントマスクを構成しています。 サイドシルエット自体は、先代および歴代4ランナーからのキープコンセプトとなる一方で、造形はより作り込まれ、前後フェンダーの盛り上がりやドア下部の“えぐれ”、サイドウインドウラインの切り上がりなどを強調。 これにより、ボディ全体の立体感が明確になるとともにワイド感が大きく高まり、まるで「軍用車」のようにも感じられる、4ランナー史上最も強靭なボディデザインを実現しました。 この新型4ランナーのボディサイズは、まだ詳細が公表されていませんが、先代モデルの値が全長4831-4859mm×全幅1925mm×全高1816-1829mmとなっていたので、外観デザインを見る限り新型モデルではさらに大型化されている可能性があります。 また、搭載するパワートレインの出力向上は、現時点でも判明している新型モデルの魅力的な部分です。 先代モデルが最高出力270馬力・最大トルク278lb.-ftを発揮する4リッターエンジンを搭載していたのに対し、新型モデルは最高出力278馬力・最大トルク317lb.-ftの2.4リッター「i-FORCE ターボ」、もしくは最高出力326馬力・最大トルク317lb.-ftの「i-FORCE ...
今年のスバルはひと味違う? スバルは2022年からスーパー耐久シリーズ(以下:S耐)のST-Qクラス(開発車両が参戦可能なクラス)に「Team SDA Engineering」として参戦しています。 BRZを用いてCN燃料の実証実験、次期モデルに繋がる先行開発、そして人材育成を行なってきました。 中でも、同じ志で参戦するROOKIE Racing GR86とのガチンコ対決は、毎戦白熱したバトルを見せてくれました。 今年のスバルは何か違う? 今年のスバルは何か違う? 【画像】めっちゃカッコいい! 斬新「2ドアセダン」の画像を見る(29枚) 今年で3年目となるTeam SDA Engineeringの活動ですが、その内容は少し変化しています。 チーム代表である本井雅人氏は、1月の東京オートサロン2024会場で行なわれた「2024年スバルモータースポーツ活動計画」でこのように語りました。 「人材育成については不変ですが、今シーズンは将来のBEVを含めた市販車へのフィードバックを目的とした活動に切り替えます。 シーズン途中から新たなマシンに変更し、近い将来お客様に届けられる技術を織り込みながらレース現場で車両を鍛えていきます」 2024年シーズンのS耐の開幕戦はスポーツランド菅生で4月20-21に行なわれますが、それに先駆け3月31日に同サーキットで公式テストを実施。 ...
新型「ハイパーフォース」と新たなコンセプトカーも披露へ 日産は、2024年4月25日に開幕する北京モーターショー(北京国際自動車展示会、会期:4月25日から5月4日)で、EV(電気自動車)コンセプト新型「ニッサン ハイパーフォース」を中国初公開すると発表しました。 中国で日産新型「和製スーパーカー」初公開へ! 中国で日産新型「和製スーパーカー」初公開へ! 2023年のジャパンモビリティショーでワールドプレミアを飾ったニッサン ハイパーフォースは、究極のドライビングプレジャーを追求する未来のスーパースポーツEVです。 【画像】超カッコイイ! 日産「”新型”和製スーパーカー」を画像で見る(30枚以上)(30枚以上) 同社の看板モデル「GT-R」を彷彿とさせる厳ついエクステリアデザインは、R35型も2024年3月14日に発表された2025年モデルが最終モデルであることからも、“次期型GT-R”とする見方が強まっています。 そのデザインは、見るからに超高性能な雰囲気を醸し出しており、中国でも熱い視線を集めそうです。 パワートレインは全固体バッテリーと高出力モーターで、最大出力1000kW、馬力に換算すると約1360馬力を想定しています。 強力なダウンフォースを生み出す空力設計、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE(フォース)」、高強度カーボンを活用した軽量車体など、最先端の技術を結集させています。 ユニークなのはAR(拡張現実)とVR(仮想現実)機能を備えた専用ヘルメットを使うと、実車がゲームシミュレーターになるところで、コンセプトカーならではの夢のある未来像を提案します。 北京モーターショーでは、ニッサン ハイパーフォースのほか、フォーミュラE Gen3レーシングカーと現地のユーザーニーズをもとに開発したコンセプトカーを披露する予定です。 日産は3月に発表した中期経営計画で、2026年度までに中国市場でのラインナップのうち73%を刷新し、EVをはじめとする新エネルギー車(NEV)を8車種(日産ブランド車は4車種)投入するとしています。 また、販売台数を20万台増加し、年間販売台数100万台を目指します。日産は中国市場で苦戦を強いられているといわれていますが、北京モーターショーで新たなスタートを切る考えです。
日産自動車は2024年4月15日、中国・北京で4月25日から5月4日まで開催される世界最大規模の北京モーターショー2024に、中国市場のニーズにあわせて開発した新エネルギー車(NEV:EVとPHEV)のコンセプトカーを複数出展すると発表した。 【北京モーターショー2024】日産 中国市場向けのNEVに位置付けられるコンセプトカーを複数出展 また、中国市場で販売している電動車両の展示に加え、EVコンセプトカー「ニッサン ハイパーフォース」とフォーミュラE Gen3マシンを中国で初公開する。さらに電動化と知能化の技術が急成長する中国に向けて、日産がAIを活用したモビリティソリューションへのニーズにどのように対応していくかをプレゼンテーションする。 そして北京では、フォーミュラE世界選手権で4戦連続で表彰台を獲得している日産フォーミュラEのGen3マシンも展示する。5月に開催される上海フォーミュラEレースでの活躍を期待させる展示だ。 また、東京モビリティショーで初披露されたEVスポーツコンセプト「ニッサン ハイパーフォース」も中国で初公開される。全固体電池や進化したe-4ORCEなど、数多くの革新的なテクノロジーを採用し、環境と安全性にも配慮しながら究極のドライビングプレジャーを追求する次世代の高性能スポーツカーをアピールする。 日産ブースでは、上記車両の展示に加え、錯視3Dを駆使した映像や、AIを活用したユニークな体験型コンテンツなどを通じて、日産のクルマが実現する未来のライフスタイルを幅広い来場者にアピールする。 日産 関連記事 日産自動車 公式サイト The post 【北京モーターショー2024】日産 中国市場向けのNEVに位置付けられるコンセプトカーを複数出展 first appeared on ...
全固体電池の量産に向けたフェーズが開始に 日産は2024年4月16日、横浜工場(横浜市神奈川区)内で建設を進めている全固体電池のパイロット生産ラインを報道陣に公開しました。 全固体電池は投入予定の新型EVに採用され、2028年度までの市場投入を目指すとしています。 EVの普及拡大に向けた取り組みを加速 EVの普及拡大に向けた取り組みを加速 日産は2021年11月に長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表し、電動化の急速な推進に向けた段階的な計画を示しました。 【画像】「えっ…!」これが「新型スカイライン」か? 画像を見る(30枚以上) 2024年3月には、長期ビジョンを進めていくなかでの中期経営計画「The Arc」を発表し、主に2024年度から2026年度にかけての取り組みと、各市場においての具体的な新型車の投入計画を明らかにしています。 これらの計画のなかで、日産は全固体電池についての意欲的な取り組みを強調して示しており、実際に新型EVに採用予定であることも明言されています。 全固体電池は、液体電池と異なりエネルギー密度が高いことから、充電時間の短縮や高い安全性、過酷な温度環境下での安定した動作が特徴です。 EVのデメリットを最小化し普及を拡大するものとして期待されており、各社が量産に向けて開発を進めています。 日産ではこの全固体電池を“EVのゲームチェンジャー”として捉えており、2026年度に試作車での公道走行、2028年の市場投入を目標に、現在は先行開発および生産技術の開発を進めていると言います。 そうしたなか今回の工場敷設の発表は、全固体電池の開発フェーズが新たな段階に入ったことを示唆しており、生産ラインの稼働が2025年3月から開始することも明かされました。 なお、これとともに工場内での車両生産方式も刷新され、電動パワートレイン(eパワートレイン)や、バッテリーユニットとフロア構体を一体化したフロアモジュール、サブ(副)ラインからのモジュールユニットをメインラインで組み立てる「スマート工程」を採用。 これによって、働き方の拡大やオートメーション化等を図ることができると説明します。 ...
中国EV大手・比亜迪の屈辱、韓国市場で1トントラックを1千万ウォン割引 中国電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)が昨年、韓国で発売した電気トラック「T4K」が深刻な販売不振に陥っている。今年に入りEVに対する補助金が大幅に削減されると、T4Kの公式輸入代理店であるGSグローバルは1000万ウォン(約112万円)前後の割引を始めた。 自動車業界の情報を分析するカーイズユーデータ研究所によると、T4Kは昨年4月の発売から今年3月までの1年間に298台が販売された。GSグローバルは昨年、T4Kを発売するに当たり、「2023年の1年間に3000台を販売する」との目標を掲げていた。 T4Kは1トントラックで比亜迪のリチウムリン酸鉄(LFP)電池を搭載している。中国の工場で生産され、韓国に輸入されている。原価が安いLFP電池を使う中国製EVは全体的に割安だが、T4Kの価格は4669万ウォンで競合モデルより割高で、現代自動車のポーター・エレクトリック(4395万ウォン)や起亜ボンゴEV(4385万ウォン)を上回る。 自動車業界は割高な価格が消費者に不評だったとみている。昨年4月から今年3月までの期間に、競合モデルのポーターエレクトリックは2万1095台、ボンゴEVは9461台が売れ、T4Kの販売台数を圧倒した。T4Kは完全充電時の航続距離が最長246キロで、ポーターエレクトリックやボンゴEVの211キロを上回るが、電気モーターの出力以外の仕様はほぼ同じだ。ポーターエレクトリックとボンゴEVは三元系(ニッケル・コバルト・マンガン)電池を使っている。 今年からLFP電池を搭載したEVに支給される補助金が削減され、T4Kの価格競争力はさらに低下した。T4Kの補助金はソウル市の場合、昨年の1600万ウォンから630万ウォンに減少した。ポーターエレクトリックとボンゴEVに対する補助金も昨年1600万ウォン(ソウル市)から1431万ウォンに下がったが、減少幅にT4Kに比べれば小さい。 GSグローバルはT4Kを1000万ウォン前後割引し、補助金削減に対抗するという戦略を立てた。競合モデルと比べた補助金減少分のほか、追加割引100万ウォン、EV充電クーポン100万ウォンも付けた。GSグローバルは「顧客の負担を減らすために特別な対策を用意した」と説明した。 コ・ソンミン記者
ジャパンモビリティショー2023で世界初公開された「W230」。2024年3月~4月に開催されたモーターサイクルショーでは、2024年秋頃に国内導入予定であることが明らかとなった。現時点で分かっていることをまとめてお伝えしよう。 文:オートバイ編集部/写真:鶴身 健 カワサキ「W230」特徴 Kawasaki W230 市販予定車発売時期:2024年秋頃予定 税込価格:未定 Wシリーズの一員らしい流麗なロードスター! カワサキWシリーズに新たに加わった弟分がジャパンモビリティショー2023で、メグロS1と同時に公開された。かつて2017年まで国内で販売されていたクラシックロードスターのエストレヤは、国内販売が終了した後も「W250」のネーミングで海外で販売されていたが、今回登場したW230は、それに続く空冷シングルエンジンを搭載する「W」ということになる。 見ての通り、このW230はメグロS1の兄弟モデルで、エンジンはジャパンモビリティショーで同時公開されたフルサイズトレール、KLX230系の空冷のOHCシングル。これをエストレヤの流れを汲むスリムな車体に搭載する。 外観はほぼメグロS1と同様のフォルムで、各部のパーツ構成もメグロS1に近いものだが、こちらは「W」バッジをあしらったタンクを採用、メーターやシートなどの仕様も異なり、差別化が図られている。国内導入は2024年秋と発表されているので、今後の展開に注目したいところだ。 カワサキ「W230」各部装備・ディテール解説 エンジンはメグロS1と同じ、233ccの空冷OHCシングル。トレールモデルのKLX230系のユニットで、外観はメグロS1とまったく同じ。 サイレンサーは後端を絞った、いわゆるキャブトン仕様。シングルエンジンならではの歯切れのいいサウンドに期待したい。 グレーとブラックの文字盤を採用したアナログ2眼メーター。こちらはスピードメーター下に「W」ロゴがあしらわれている。 ホワイトにブラックのグラフィックを採用したタンクは「W」マークのバッジをあしらった優美なデザインを採用。 ボディカラーによくマッチしたシートはワディングの入ったホワイトとブラックの2トーンで、座り心地も良さそうだ。 大きくスクエアなテールランプと、クラシカルな丸型ウインカーはともに電球タイプ。シンプルでオーソドックスな組み合わせだ。 【関連記事】「メグロ ...
2024年4月10日(イタリア本国時間)、アウトモビリ ランボルギーニはV10エンジンを搭載したスーパースポーツカー「ウラカン」の掉尾を飾る世界10台の限定モデル「ウラカン STJ」を発表した。 次期モデルはレヴエルトと同様にハイブリッドを採用 リアウイングの角度を3度増やすことで、クルマのバランスを保ちながらダウンフォースを10%増大させている。 2014年に登場以来、V10エンジンをミッドシップ搭載し、フラッグシップであるアヴェンタドールとともにスーパーカー帝国ランボルギーニを支えてきた「ウラカン(Huracan)」。そんなウラカンも、アヴェンタドールが「レヴエルト」に世代交代したように、2024年末には新しいハイブリッド パワートレーンを搭載したブランニューのスーパースポーツカー(名称は未発表)にバトンを渡すことになる。 ウラカンの掉尾を飾るべく登場する限定モデルが、「ウラカン STJ」だ。STJとは「スーパートロフェオ イオタ」の略だ。スーパートロフェオとは、2009年に設立されたランボルギーニのワンメイク チャンピオンシップに敬意を表した名称の頭文字。そして「J」はレーシングカーの仕様を設定するFIA規則のJ項と、ミウラをベースに生まれた幻のモデル「イオタ」やミウラSVJ(スーパーヴェローチェ イオタ)、そしてアヴェンタドールSVJに続く、トラック用に開発されたランボルギーニ車の長い伝統をオマージュしている。 そんなウラカン STJはウラカン STOをベースとしている。したがってパワートレーンは、8000rpmで最速出力640psと6500rpmで最大トルク565Nmを発生する5.2LのV10エンジンに7速DCTを組み合わせ、後輪のみを駆動するシステムはウラカン STOと同じだ。 ボディには専用のデザインパッケージが採用され、ウラカン ファミリーの歴史の中で達成されたパフォーマンスの頂点にあることを表している。ランボルギーニ スクアドラコルセ(レーシングチーム)の技術者が開発した専用のエアロパッケージにより、ウラカン STJは際立った存在になった。STOで洗練された「コファンゴ」と呼ばれるフロントセクションは、空力特性がさらに改善された。2つのカーボンファイバー製エアロフリックや、リアウイングの角度を3度増やすことで、クルマのバランスを保ちながらダウンフォースを10%増大させている。 ...
オールドファンなら特別な響きを感じるであろう“ヤタベ”の三文字。茨城県筑波郡谷田部町(現つくば市)に存在した一般財団法人日本自動車研究所のテストコースを指した呼称だ。かつてはそのコースで自動車雑誌による最高速テストが盛んに行われていた。そんなヤタベテストの歴史を振り返る。 ※本稿は2024年3月のものです 文、写真/ベストカー編集部 初出:『ベストカー』2024年4月26日号 ■谷田部テストの歴史はベストカーの歴史!! 当時の編集部では「来月のヤタベ、押さえてあるよな」とか「次号の巻頭、ヤタベやるからクルマ押さえとけよ」という会話が日常だった タイトルで『ヤタベ』とあえてカタカナで表記したのは、それがイメージにピッタリだから。 我々は『ヤタベ』と呼んでいるが、正しくは一般財団法人日本自動車研究所のテストコースのことだ。その所在地が茨城県筑波郡谷田部町(現つくば市)だったため、テストコース、とりわけ一周約5.5kmのオーバルコース(高速周回路)を指して『谷田部(ヤタベ)』と呼んでいた。 当時の編集部では「おい、来月のヤタベ、ちゃんと押さえてあるよな!!」とか「次号の巻頭、ヤタベやるからクルマ押さえとけよ!!」みたいな会話が日常だった。 ■日本の自動車発展を支えてきたのがヤタベなのだトヨタ2000GTのスピード・トライアルは1966年10月1~4日のヤタベで実施。大雨だった 時はモータリゼーションに動き始めた1961年。とはいってもクラウンはまだ初代RS型だし、スカイラインだって初代ALSI型の時代である。 来るべき高速化の時代に向けて、自動車メーカーが共同で使うことができる試験設備や高速走行が可能なテストコースが必要だということで、一般財団法人自動車高速試験場が設立された。これを拡張、改組して1964年、一般財団法人日本自動車研究所が設立されたのだ。 この時、バンクを備えた高速周回路が完成した。この高速周回路の周囲にはその後実車風洞や衝突試験場など各種試験施設、研究施設などが設立され、日本の自動車技術の発展に大きく寄与してきた。1966年10月1日から4日にかけて実施された、トヨタ2000GTのスピードトライアルも、ヤタベがその舞台となったのだ。 ■1970年代~1980年代前半は200km/hのカベが厚かった 1980年代、日本車は200km/hのカベに挑んだ ベストカーが創刊された1977年当時の日本車はゼロヨン18~19秒台、最高速は160km/h前後というものだった。 本誌のヤタベ取材初期の1978年8月24日、「200km/hに挑む」と題して、ポルシェ911やベンツ450SE、BMW3.0CSなどを走らせ、国産車では見ることのできなかった200km/hの世界を迫真のレポートで伝えている。 同時期の国産車はS130型フェアレディZが159.9km/h、SA22C型サバンナRX-7が180.7km/h、C210型スカイライン2000GT-ESが162.82km/hというものだった。 1990年代までのヤタベテストの記録 ...
「RX-8」のコンセプトモデルが再来! マツダは、往年の名車と最新モデルが一堂に展示されるイベント「オートモビル カウンシル2024」(2024年4月12日から4月14日に開催)で、コンセプトモデル「RX-EVOLV(RXエボルブ)」の実車を展示しました。 RXエボルブは、1999年の「東京モーターショー」で世界初公開された4ドアスポーツカーのコンセプトカー。2003年にデビューした「RX-8」の原型になったモデルとされています。 観音開きドアが斬新な「マツダ RXエボルブ」 観音開きドアが斬新な「マツダ RXエボルブ」 RXエボルブはスポーツカーらしい外観に卓越した動力性能や高いハンドリング性能を実現しながら、さらに4枚のドアと4座のシートを搭載して実用性も両立しました。 【画像】カッコいい! これが斬新な「ロータリースポーツ」です! 画像を見る(30枚以上) ボディ左右のドアはセンターピラーレスの「フリースタイル式」を採用。観音開きとすることで、後席への乗降性の良さを実現し、大人4人が快適にドライブを楽しめる居住空間を確保しています。 パワーユニットは、小型化した新世代の1.3リッターロータリーエンジン「RENESIS(レネシス)」をセンターミッドシップに搭載。最高出力280馬力・最大トルク23.0kg-mを発揮します。 RXエボルブはIDアクセスカードによってドアの解施錠やエンジンの始動がおこなえる先進機能が備わっているのですが、ユーザーの運転技量も記憶。これによりドライバーの技量に応じたエンジン出力や走行特性の可変が可能です。 例えばRXエボルブのすべての性能を必要としないドライバーには、エンジン制御やエレキスロットルをコントロールして、最高出力を240馬力、最大トルクを21.0kg-mに抑えるという機能も搭載されました。 さらに、操る楽しさを実現すべく、FRレイアウトや軽量なボディ、強固なシャシー、前後重量配分50:50、ヨー慣性モーメントの低減など、スポーツカーらしい要素も取り入れられています。 ボディサイズは全長4285mm×全幅1760mm×全高1350mmと、RX-8と全幅・全高はほぼ同じですが、全長はRXエボルブのほうが150mm短い、コンパクトなサイズ感です。 外観は、大径ホイールを四隅に配したウルトラショートオーバーハングの独創的なプロポーションが俊敏な走りのイメージを強調する、スポーツカーらしい4ドアスポーツカーを実現しました。 ...
自動運転車両:自動運転EVバスEVO マクニカは4月17日から、石川県加賀市で自動運転レベル4対応のEVバス「EVO」による、世界最長距離となる往復10kmの公道走行実証を行なう。実証実験は、加賀市内の移動最適化と自動運転導入の可能性を探ることを目的としている。 実験では、北陸新幹線加賀温泉駅から山代温泉までの10kmを往復するルートで、EVOが公道を走行する。この取り組みは、マクニカと加賀市との共同で行なわれ、モデルケースとして他の自治体での活用も期待されている。 3月16日の北陸新幹線の延伸により加賀温泉駅が停車駅となった。これを受け、マクニカは加賀市の主要駅を中心に、山代温泉や山中温泉、片山津温泉などの温泉地を結ぶモビリティの活用を進めている。これにより、「移動最適化都市、加賀市」の実現に貢献し、スマートシティの実現を目指す計画だ。 実証実験は2024年4月17日から23日まで行われ、一般試乗会も20日から21日にかけて開催される。走行ルートはイオン加賀の里店を発着点とし、山代温泉総湯と加賀温泉駅ロータリーを結ぶ。自動運転EVバスEVOは、1回の充電で約9時間(100km)の自動走行が可能で、最高速度は25km/h、実証実験時は18km/hで運行される。
日産自動車が建設中の全固体電池パイロット生産ラインを公開した。全固体電池は電気自動車(EV)の性能向上と価格低減のカギを握る期待の技術だが、ここへきて、その電池を積むEV自体の需要が減速し、EV市場は「踊り場」に差し掛かっているとの話をよく聞くようになってきた。日産の見解は? 日産の全固体電池パイロット生産ライン 日産が建設中の全固体電池パイロット生産ラインを公開! 見に行ってきた 全固体電池搭載EVは2028年度までに発売予定 日産は創業の地・横浜工場(横浜市神奈川区)で全固体電池のパイロット生産ラインを建設中。現在はクリーンルーム付帯装置関連の工事が進んでいる。現場で聞いたところ、今は大きな除湿器を設置するための土台を組んだりしているようだ。 これが除湿器の土台部分。デカい! 今後は2024年8月に各工程の設備の搬入・設置を開始し、2025年3月には稼働を開始する計画だ。全固体電池搭載EVについては2026年度に試作車の公道テストを始め、2028年度までに新型車として発売する予定。 日産の全固体電池開発プロセス е…Ёе›єдЅ“й›»ж± и‡ЄдЅ“гЃЇй–‹з™єдёгЃ®жЉЂиЎ“だが、日産によれば「生産実現に向けたビジビリティが見えてきた」ため、進捗状況の公開を決めたそうだ全固体電池は「従来比約2倍の高いエネルギー密度」「優れた充放電性能による大幅な充電時間の短縮」「安価な材料の組み合わせによるバッテリーコストの低減」などを特徴とする。パイロット生産ラインの公開に合わせて日産が開催した説明会には同社の坂本秀行副社長(チーフモノづくりオフィサー)が登壇。全固体電池について「EVを爆発的に普及させるゲームチェンジャー」だと説明した。 日産の坂本秀行副社長 EVは踊り場! 日産副社長の見解は とはいえ、最近はEV市場の成長が「踊り場」に差し掛かっており、自動車販売のメインはハイブリッド車であり続けるといった見方も強まっている。はたして今は、全固体電池の生産に向けた準備を急ぐべき状況なのだろうか。現状を見て計画を変更するつもりはないのか。そのあたりについての坂本副社長の見解は以下の通りだ。 「『踊り場』という話はありますが、正直にいいますと、EVは我々が想定だにしなかった早さで普及しているというのが事実です。中国をのぞくグローバルの市場を見ますと、平均的には、ほぼ、日産の想定通りのペースで普及しています。なので、ビジネスの展開を変えるつもりは、今はありません。もともと、ICE(内燃機関搭載車)、e-POWER(シリーズ式ハイブリッド車)、EVの技術に応じて、うまくわけて展開しようと考えていました。踊り場だからといって、何かを急に、あわててやるということもありません」
ホンダは2024年4月16日、中国・北京で中国市場に投入するEVの新ブランド「烨」(イエ)を発表した。同シリーズ第1弾は「P7」と「S7」で、コンセプトモデルの「烨GTコンセプト」をワールドプレミアした。速報でお届けしよう。 文/ベストカーWeb編集部、写真/ホンダ、mewcars編集部 ■ホンダ中国EV第1弾「e:N」シリーズに続く第2弾誕生! ホンダが中国・北京で世界初公開したコンセプトモデルの「烨GTコンセプト」 ホンダによれば、烨シリーズは今後中国で2027年までに6車種の投入を予定しているという。同日公開された3台のモデルは、同年4月下旬に中国・北京で開催予定の「2024年北京モーターショー」(第18回北京国際汽車展覧会)での一般公開を予定している。 烨シリーズはホンダが中国で現在展開している「e:N」(イーエヌ)シリーズに続く新たなEVのシリーズとなる。烨は「明るく光り輝く」という意味を持っており、シリーズ名称としたという。烨シリーズのクルマを運転するすべての人が、操る楽しさを通じて心の内に秘めた想いを解放し、それぞれの個性を明るく輝かせてほしい、という想いが込められているそうだ。 また、電動化への変化が速い中国において、挑戦と進化を絶えず追い求め、変革を加速させるという決意を込めて、車両には次世代EV向けとなる新たなHマークを適用している。 中国の北京現地で発表されたホンダの新BEVブランド「烨」シリーズ3台 烨シリーズは、次世代EVとしての価値をより高めることを追求し、ホンダのクルマ作りの理念である「M・M思想」(マンマキシマム・メカミニマム思想)に基づく人を中心としたパッケージングに加え、走行性能は中国で新開発したEV専用プラットフォームを適用している。 ホンダが長年培ってきた電動化技術の融合により、「操る喜び」をさらに突き詰めており、智能化技術では先進のAIによるサポートなど、すべての乗員が快適に移動できる空間を目指したという。 ■烨シリーズ第1弾となる「P7」「S7」はBEVのSUV 烨シリーズ第1弾モデルとなるBEVのSUV、S7(左)とP7(右) 烨シリーズ第1弾モデルとなる烨P7・烨S7は、新開発のEV専用プラットフォームを採用し、1モーターによる後輪駆動モデルと、2モーターによる四輪駆動モデルを設定。両モデルとも操る喜びを追求し、後輪駆動モデルは軽快ですっきりしたハンドリングの実現、四輪駆動モデルは高出力でありながらも意のままに操ることができるハンドリングとの両立をそれぞれ目指しているという。 車内では前後席ともに、ゆとりある空間によって快適な移動を提供するとともに、AIや各機能と連動してインストルメントパネルやドアパネルのLED発光パターンを変えることで、知性を感じられる運転体験の実現を目指している。 烨P7のインテリア。モダンな仕上がりとなっている デザインでは各モデルが目指す世界観を反映し、P7はシームレスで洗練されたスマートな未来感を、S7は見る人に刺激を与えるエモーショナルな未来感を各々表現しているのだそう。なお、両モデルとも2024年末以降の発売を予定している。 ■GTコンセプトをもとにした量産モデルは2025年内に発売へ 演出も華やかに取り入れられた「烨GTコンセプト」発表時の様子 この日、世界初公開された烨GTコンセプトは、中国でのホンダEVの象徴となるモデルを目指して開発されたコンセプトモデル。GT(グランドツアラー)の名にふさわしいロー&ワイドなシルエットに合わせ、運転席はレーシングドライバーのように運転に没入できる空間としている。 また、ダイナミクス性能も徹底的に磨き上げることで、クルマと一体となって走る究極のドライビング体験の提供を目指しているという。 ...
レーサーに匹敵する性能で公道も走れる次世代電動バイク『GOWOW ORI(ゴーワオ オーリ)』一般ユーザーの声は…? 【Brand PR】 今回紹介するのは、2024年に公道走行の認証を得たばかりの電動バイク。 中国のバイクメーカー「ゴーワオ」が手がけるオフロードモデル「オーリ」だ。 区分上は原付二種(ピンクナンバー)に相当するバイクだが、もともとコンペモデルとして展開していただけあって、運動性能は並みの125ccクラスの比ではない。 わずか73kgしかない軽量なボディに420N・mもの高トルクを発揮。 同クラスの公道エンジンモデルが軒並み100kgを越え、最大トルクも10N・m前後という中では驚異的なスペックだといえる。 シート高は890mm。車体がエンジンバイクと比較にならないほどスリムなため、数値よりも足つき性はいい 174cmのライダーがまたがると、カカトが浮くか浮かないか、といったところ。一般的な250ccトレールに近い感覚だGOWOW公式サイトはこちら## 主な装備 メインフレーム 一般的なスポーツモデルと同じく高剛性のツインスパーフレームを採用。 ボディ中央にバッテリーを収納しつつ、シートレールやダウンチューブへの剛性を分散させる形状を採用している。 バッテリー・モーター 限られた搭載スペースながら大容量のバッテリーを確保し、自社開発のBMS(充放電を監視・制御する回路)を搭載。 これにモーターメーカーならではの自社開発の高出力モーターを組み合わせることで、驚異的な高トルクを実現している。 サスペンション ...
なんか色々なクルマが出てくるぞ! 2024年4月16日にホンダは、新たにモデルとして「ye(イエ)シリーズ」を発表しました。 また、yeシリーズの第1弾となる「ye P7・ye S7」と、第2弾のコンセプトモデルとなる「ye GT CONCEPT」を世界初公開しました。 ホンダが新たな「ye GT CONCEPT」を世界初公開 ホンダが新たな「ye GT CONCEPT」を世界初公開 ホンダは「2050年にHondaが関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現」というグローバルでの目標を掲げています。 【画像】これやホンダ 「新型スポーティセダン」 画像を見る!(30枚以上) その実現に向け、中国においては2022年に発売した「e:NP1」、「e:NS1」を皮切りに、2027年までに10機種のホンダブランドEVの投入を予定。 さらに2035年までにEVの販売比率100%の達成を目指しています。 ...
トヨタ・クラウンFCEV/価格:830万円。FCEVは鋭いモーターのピックアップにより俊敏なパフォーマンスを披露。スッキリとした印象のハンドリングと相まって運動性能はハイレベルにある Photo by Atsushi Harada 新たな発想で作られたセダン FRプラットフォームでニューフォーマルを提案 16代目クラウンの企画当初はクロスオーバーのみの設定だった。それが、クロスオーバーがある程度カタチになった段階で豊田社長(当時)から「セダンも考えてみないか?」という提案があったという。クラウンを開発するMSカンパニーの中嶋プレジデントは「正直いうと、耳を疑いました。でも『セダンの呪縛が解けたいまだからこそ、新たな発想でセダンを作りなさい』という問いかけに聞こえました」と当時を振り返る。 そんな経緯で誕生したのが、今回紹介するセダンである。ネーミングは単に“クラウン”を名乗る。 最大の特徴は他がエンジン横置きの4WDなのに対して、縦置きレイアウトのFRを採用した点。これはMIRAIをベースにしたためだ。同じ車名で2つの異なるレイアウト(プラットフォーム)を用意した例は、過去のトヨタ車を振り返ると1980年代のコロナ/カリーナ、そしてカローラ/スプリンターまで遡る。 エクステリアは水平基調&クーペライクなプロポーション。伸びやかさ&煌びやかさを巧みに演出した。ボディサイズはシリーズ最大で全長×全幅×全高5030×1890×1475mmだ。 クラウンは写真の標準仕様に加え各部の加飾を漆黒メッキで仕上げ、足元を245/45ZR20タイヤとブラックスパッタリング塗装で引き締めた“ブラックパッケージ”(op19万8000円)を設定。ボディ色は全6色 インパネは16代目共通の意匠だが、大型の杢目調パネルや光物が多めの加飾、さらにコクピット感を高めたセンターコンソール周りなど、セダンらしいフォーマルさと高い質感をプラスした。 インパネはシリーズ共通デザイン。本杢目パネルと各部の専用加飾により独自の風格を演出。前席の着座ポイントは低くセダン独特の落ち着きが味わえる リアシートは3000mmのホイールベースを活かし余裕たっぷり。足元スペースは広く、乗降性も抜かりなし。前席よりも高いヒップポイントとウィンドウ面積の広さから、キャビンは寸法から想像する以上に開放的である。 シートはヒーター&ベンチレーション付きナッパレザー仕様。後席には乗員をマッサージするリフレッシュ機能を内蔵。室内長1970mm トヨタ・クラウンFCEVリアシート トランク容量はFCEVが400L/HEVは450L 水素を用いるFCEVと2.5LHEVを用意 走りは快適&スポーティ、高い実力の持ち主 ...
ステランティスの伊ブランド、アルファ ロメオは2024年4月15日、同年4月10日に世界初公開された新型コンパクトSUV「MILANO(ミラノ)」の車名を「Alfa Romeo JUNIOR(アルファ ロメオ・ジュニア)」に変更すると発表しました。 2024年4月10日に世界初公開されたアルファ ロメオの新型コンパクトSUV「ミラノ」。登場5日で「アルファ ロメオ ジュニア」と車名を変更した 【画像】「えっ…!?」なぜ車名を変えた? アルファ ロメオ新型「ジュニア」を写真で見る(29枚) 新型ミラノ改めジュニアは、全長4170mm×全幅1780mm×全高1500mmというBセグメント・コンパクトSUVです。アルファ ロメオとしてコンパクトセグメントへの復帰ということで注目されています。 ミラノとはイタリア北部の都市で、1910年6月にアルファ ロメオが創業した場所から名付けられました。ちなみにアルファ ロメオのエンブレムは、ミラノ市があるロンバルディア州のシンボルである十字架と、ミラノの象徴である貴族「ヴィスコンティ家」の紋章のビショーネ(蛇)が描かれています。 今回、車名を改名した理由は、イタリア政府当局者が、「ミラノ」という名前の仕様は法律で禁止されていると宣言したことによります。 アルファ ロメオ側としては、この名前がすべての法的要件を満たしており、新車の名前よりもはるかに重要な問題があると信じているといいますが、相互促進の精神から、車名の変更に至ったといいます。 ...
ファットタイヤと前2輪で力強い走行を実現 株式会社アンドゥートロワは、Velocifero(ベロシフェロ)の電動モデル「MAD-TRUCK」の販売を応援購入サイト「Makuake(マクアケ)」で開始しました。 VELOCIFERO「MAD-TRUCK」 VELOCIFERO「MAD-TRUCK」 イタリアのバイクブランド「イタルジェット」の創設者であるLeopoldo Tartarini(レオポルド・タルタリーニ)氏の息子であるAlessandro Tartarini(アレッサンドロ・タルタリーニ)氏が立ち上げたVelociferoは、イタルジェットから独立して生まれ、2015年より活動を開始した電動モビリティブランドです。 【画像】ファットタイヤで存在感もバツグン! VELOCIFERO「MAD-TRUCK」を画像で見る(13枚) リターン品の配送が完了するまで、VELOCIFEROの日本における初の独占販売権を有する正規代理店のアンドゥートロワが導入するMAD-TRUCKは、前後にファットタイヤを装備する電動リバーストライクで、普通自動車免許での運転が可能となっています。 2000Wのモーターと60V/20Aのリチウムバッテリーを搭載するMAD-TRUCKは、3箇所のヘッドライトとウインカーなどを備えることでナンバー取得・公道走行も可能で、大容量のカーゴを備えることで十分な荷物を積載することができます。 VELOCIFERO「MAD-TRUCK」 5つのモーターオプションで45km/hの最高速度を実現するとともに、プラグを差し込むことで簡単に充電可能なMAD-TRUCKの価格(消費税10%込)は38万円からとなっています。