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日産「サクラ」が2023年度もEV販売台数1位に。2022年度に続いて2年連続の快挙

2024年4月11日、日産自動車株式会社は、2023年度の国内販売で、「日産サクラ」の販売が34,083台であったと発表した。2022年度に引き続いて2年連続で電気自動車(EV)販売台数No.1の座を獲得したことになる。

日産「サクラ」が2023年度もev販売台数1位に。2022年度に続いて2年連続の快挙

国内EV販売の約4割を占める圧倒的売れ筋EV「サクラ」

「サクラ」は日産初の軽EVとして三菱自動車と共同で開発されたモデルで、「ekクロスEV」は兄弟車にあたる。

2022年6月の発売開始以降、EVの特性を生かした高い静粛性やトルクフルなモーターを生かした力強い加速性、洗練された内装デザインなど、軽自動車として上質なパッケージングに加えて、電気自動車としては安価な車両価格を実現していることなどにより、日本におけるEV普及を牽引してきた。

日産「サクラ」が2023年度もev販売台数1位に。2022年度に続いて2年連続の快挙

軽自動車とは思えぬ上質なインテリア

その人気のほどは、発売初年度の2022年度に国内EV販売総数の約4割が「サクラ」で占めるほど圧倒的なもので、続く2023年度も3万4083台で国内EV販売比率41%を占めた。これで2年連続国内EV販売台数ナンバーワンに輝くことになったわけだ。

また、個人用だけでなく、環境負荷低減や事業計画対策を目的とした法人や自治体での導入も進み、営業車や商品配送、さらには空港内での荷物輸送の牽引車としてなど、さまざまな場所で活躍している。

日産「サクラ」が2023年度もev販売台数1位に。2022年度に続いて2年連続の快挙

軽自動車としての実用性に、モーターの静粛性・トルクフルな走りが加わる

ちなみに、「日産サクラ」は、30%以上のユーザーが充実した装備を備えた最上位のGグレードを選択しており、ボディカラーは、1番人気がホワイトパールで、次いでホワイトパール/チタニウムグレーの2トーンとなっているそうだ。

【主要諸元 日産サクラG】

全長×全幅×全高 :3395×1475×1655mm

ホイールベース :2495mm

車両重量 :1080kg

最高出力 :47kW(64ps)/2302〜10455rpm

最大トルク :195Nm/0〜2302rpm

バッテリー総電力量 :20kWh

WLTCモード航続距離 :180km

駆動方式 :前輪駆動

タイヤサイズ :155/65R14

車両価格 :304万400円

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