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ホンダ、初の米国製EVはガソリン車と組み立てライン共用へ (13日)

(ブルームバーグ): ホンダは、米オハイオ州の工場で2025年から生産する初の米国製電気自動車(EV)について、ガソリン車と組み立てラインを共用する計画だ。

  まだ名称も決まっていない中型から大型のEVを、1種類以上のガソリン車とともに製造することで、効率性を高めて市場の需要に対応すると発表した。米国市場ではEVの普及が鈍化しており、一部のメーカーでは生産台数の削減や新型EVの投入延期を余儀なくされている。

  米国法人のボブ・ネルソン副社長は記者団に対し、ラインの共有は計画の変更ではなく、消費者の好みの変化に対応できるようにするものだと説明。「市場の短期的な需要に基づいて生産量を調整できる。ただEVの強化自体は計画から変わらない」と話した。

  ホンダはオハイオ州のメアリズビル工場で、1日に数百台のEVを生産することを目指していると、ネルソン氏は述べた。全体の生産台数は、現在の同工場の約950台と同水準の見込みだ。 

原題:Honda’s First US-Made EV to Share Assembly Line With Gas Cars(抜粋)

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©2024 Bloomberg L.P.

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