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ヤマハ発動機、電動スクーター「E01」を用いたEVリースの第二期実証実験

ヤマハ発動機は、実証実験用電動スクーター「E01(イーゼロワン)」を用いた原付二種クラスEVの第二期実証実験を、北海道を除く日本各地で実施する。11月18日~27日に、実証実験の応募を受け付ける。

ヤマハ発動機、電動スクーター「e01」を用いたevリースの第二期実証実験

ヤマハ発動機、電動スクーター「E01」を用いたEVリースの第二期実証実験

「E01」※写真は海外仕様のため、日本仕様とは一部異なる

「E01」は、原付二種クラススクーターとしての実用性を追求したモデルで、都市間の移動に適した走行性能を備えている。

実証実験は第1期として、7月から3カ月間実施。募集台数100台に対して25倍を超える応募があったという。さらに多くの人に「E01」を体験してもらう必要性を感じたこと、異なる季節にさまざまな場面で利用することで、原付二種クラスEVの市場受容性をより深く探ることを目的に、今回第2期の実証実験を行う。

実証実験第2期は、2023年2月1日~28日に実施。利用期間は、車両受取日から3カ月間。

11月18日~27日まで、実証実験の応募者を受け付ける。参加条件は満20歳以上で、小型限定普通二輪免許(AT限定含む)以上の二輪免許保有者。応募者名義のクレジットカードがあり、3カ月間継続利用ができること、利用開始後のアンケートへの回答も必要となる。応募は、ホームページで受け付けている。

車両貸出窓口は、全国のヤマハスポーツバイク専門店「YSP」(YSP札幌西、YSP旭川、YSP帯広は貸出対象外)だが、YSP青森、YSP八戸、YSP福島、YSP長野中央、YSP富山の5店舗で貸出を希望する場合、降雪を考慮し、最長で2023年3月31日まで車両の受取を延期できる。リース台数は100台。リース料は月額2万円。

第2期終了後もE01を使用した実証実験を実施予定。同社では、「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」において、2050年までに「スコープ3(主に製品使用時など)」におけるCO2排出量を2010年比で90%削減する目標を掲げている。今回の実証実験は、その目標達成に向けて取り組む活動の一環として実施する。

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