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BMW、1~6月は中国市場でEV販売が好調

bmw、1~6月は中国市場でev販売が好調

BMW、1~6月は中国市場でEV販売が好調

スウェーデン・ストックホルムで開催された電気自動車ショー「eCarExpo」でBMWの電気自動車を見学する来場者。(2022年4月29日撮影、ストックホルム=新華社記者/付一鳴)

 【新華社北京7月14日】ドイツ自動車大手、BMWグループの最新の統計によると、傘下のBMWとMINIの2ブランドは今年上半期(1~6月)、中国市場で前年同期比3.7%増の39万2580台を納車した。純電気自動車(BEV)の販売台数は3.8倍の4万4864台に達し、中でも「BMW ix3」と新型「BMW i3」は人気を博し、いずれも2万1千台を超えた。下半期(7~12月)は3番目の現地化BEV「BMW ix1」が遼寧省瀋陽市で生産を開始、2024年には「BMW i5」が現地化生産を実現する見通し。

 同社は電気自動車(EV)の需要増に対応するため、車載電池の現地生産能力向上と充電ネットワークの整備にも力を入れている。投資額100億元(1元=約19円)の次世代車載電池プロジェクトを5月に瀋陽市で起工したほか、BMW公共充電ネットワークはこれまでに全国320余りの都市をカバー、充電施設は54万基に達しており、ユーザーに便利なサービスを提供している。

 BMWグループのヨッヘン・ゴラー大中華圏(グレーター・チャイナ)総裁兼最高経営責任者(CEO)は、「中国自動車市場は昨年に比べ上向いているが、依然として課題や激しい競争に満ちている」と指摘。「上半期は強力な製品ラインナップ、ディーラーとの密接な協力によって販売台数のプラス成長を達成し、BEVモデルは前年同期比4倍近くになった。下半期は自動車消費市場と消費者信頼感のさらなる回復に伴い、より多くの魅力的なBEVモデルを発売する」と述べ、事業の継続的成長への楽観的な見方を示した。

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