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新型ポルシェ・パナメーラのプラグインハイブリッドモデル3車種の日本における予約受注がスタート

新型ポルシェ・パナメーラのプラグインハイブリッドモデル3車種の日本における予約受注がスタート

(写真=CAR and DRIVER)

この記事は2024年4月2日に「CAR and DRIVER」で公開された「新型ポルシェ・パナメーラのプラグインハイブリッドモデル3車種の日本における予約受注がスタート」を一部編集し、転載したものです。

ポルシェが旗艦スポーツサルーンの新型パナメーラのプラグインハイブリッドモデル「ターボE-ハイブリッド」「4S E-ハイブリッド」「4 E-ハイブリッド」を日本に導入し、予約受注を開始。車両価格は1669~2954万円に設定

ポルシェ ジャパンは2024年3月27日、旗艦スポーツサルーンの新型パナメーラ(972)のプラグインハイブリッドモデル「ターボE-ハイブリッド」「4S E-ハイブリッド」「4 E-ハイブリッド」を設定し、同日より予約受注を開始した。

車両価格は以下の通り。

ターボE-ハイブリッド:8PDK2954万円

4S E-ハイブリッド:8PDK1940万円

4 E-ハイブリッド:8PDK1669万円

注目のパワートレインを紹介していこう。

まずターボE-ハイブリッドは、3996cc・V型8気筒DOHC直噴ツインターボガソリンエンジン(最高出力519ps/最大トルク770Nm)に最高出力140kW/最大トルク450Nmを発生する電気モーターを組み合わせてシステム総出力680ps(500kW)/システム最大トルク930Nmを発揮するパワーユニットに、専用セッティングの8速PDK、そして総電力量25.9kWhのリチウムイオンバッテリーでシステムを構成するプラグインハイブリッドを採用。独立したEモーターハウジングを廃止することで約5 kgの軽量化を果たし、またトランスミッションのオイル回路にユニットを組み込むことで電動ユニットのヒートバランスを最適化する。性能面では、0→100km加速3.2秒、最高速度315km/hを誇り、電気のみによる航続距離は欧州WLTPモードで最大91kmを実現した。

次に4S E-ハイブリッドは、ドライビングダイナミクスと高回転域での持続的なパワー供給に重点を置いてセッティングした改良型の2894cc・V型6気筒DOHC直噴ツインターボガソリンエンジン(最高出力353ps/最大トルク500Nm)に最高出力140kW/最大トルク450Nmを発生する電気モーターを組み合わせてシステム総出力544ps(400kW)/システム最大トルク750Nmを発揮するパワーユニットに、専用セッティングの8速PDK、そして総電力量25.9kWhのリチウムイオンバッテリーでシステムを構成するプラグインハイブリッドを搭載。性能面では、0→100km/h加速3.7秒、最高速度290km/hを実現し、電気のみによる航続距離は欧州WLTPモードで最大90kmを達成した。

そして4 E-ハイブリッドは、改良型の2894cc・V型6気筒DOHC直噴ツインターボガソリンエンジン(最高出力304ps/最大トルク420Nm)に最高出力140kW/最大トルク450Nmを発生する電気モーターを組み合わせてシステム総出力470ps(346kW)/システム最大トルク650Nmを発揮するパワーユニットに、専用セッティングの8速PDK、そして総電力量25.9kWhのリチウムイオンバッテリーでシステムを構成するプラグインハイブリッドを採用。性能面では、0→100km/h加速4.1秒、最高速度280km/hを実現し、電気のみによる航続距離は欧州WLTPモードで最大93kmを成し遂げた。

いずれのパワートレインも、従来と比べて電気のみの航続距離の延長、充電速度の向上、スロットルレスポンスの改善などを実施。また、新型モーターは従来よりも大幅にパワーアップを果たし、効率的かつ重量を最適化した方法でハウジング内に組み込んで、PDKトランスミッションのオイル冷却循環に統合する。さらに、内部ローター設計(ローターがステーター内で回転)により質量慣性を50%減らし、スロットルレスポンスを向上させた。

Writer:大貫直次郎

(提供:CAR and DRIVER)

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