競技外の騒動続くF1 「極めて重要な局面」とハミルトン
F1では前週末の開幕戦バーレーンGPを前に、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表による不適切行為疑惑が問題となった。今週に入ると、国際自動車連盟のモハメド・ビン・スレイエム会長が昨年のラスベガスGPで使用されたコースを認定しないよう関係者に指示していたと報じられ、5日にはFIAが同連盟のコンプライアンス委員会が報道を「精査」していると発表している。
また英BBCは今週、昨年のサウジアラビアGPで、フェルナンド・アロンソにペナルティー消化中のピットストップで違反があったとして科された4位降格の処分がすぐに撤回され、アロンソが3位に復帰したのは、ビン・スレイエム氏の介入があったからだとする内部告発を伝えた。
当時3位に一時繰り上がっていたメルセデスのジョージ・ラッセルは報道を受け、「私たちはすべての事実を確認し、完全な透明性を確保したい」「私たちはレースをするためにここにいる。皆、公平で公正な競争の場を望んでいる」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News