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競技外の騒動続くF1 「極めて重要な局面」とハミルトン

競技外の騒動続くf1 「極めて重要な局面」とハミルトン

競技外の騒動続くF1 「極めて重要な局面」とハミルトン

【AFP=時事】フォーミュラワン(F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMGのルイス・ハミルトンは6日、新シーズン開幕から競技外の騒動が続いているF1は「極めて重要な局面」を迎えていると語った。

 F1では前週末の開幕戦バーレーンGPを前に、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表による不適切行為疑惑が問題となった。今週に入ると、国際自動車連盟のモハメド・ビン・スレイエム会長が昨年のラスベガスGPで使用されたコースを認定しないよう関係者に指示していたと報じられ、5日にはFIAが同連盟のコンプライアンス委員会が報道を「精査」していると発表している。

競技外の騒動続くf1 「極めて重要な局面」とハミルトン

 ハミルトンは今週行われる第2戦サウジアラビアGPを控えた取材で、現在の状況について「外から良く見えないし、中から見ても良くない」と述べ、「世界に何を見せ、どう対応するかという点で、極めて重要な局面にある」と発言。「透明性が非常に大切になる。前進が見られることを期待しているし、このような形で一年が進まないことを願っている」とした。

 また英BBCは今週、昨年のサウジアラビアGPで、フェルナンド・アロンソにペナルティー消化中のピットストップで違反があったとして科された4位降格の処分がすぐに撤回され、アロンソが3位に復帰したのは、ビン・スレイエム氏の介入があったからだとする内部告発を伝えた。

 当時3位に一時繰り上がっていたメルセデスのジョージ・ラッセルは報道を受け、「私たちはすべての事実を確認し、完全な透明性を確保したい」「私たちはレースをするためにここにいる。皆、公平で公正な競争の場を望んでいる」と語った。

 一方、アストンマーティンのアロンソは「トラックの外での話題があまりにも多いのは、トラックの上で起きていることがあまり面白くないからだ」と主張。レッドブル一強の状況を指し、「直近のGP72戦で勝っているのは一台。3年間ほとんど独占状態だ」と述べた。(c)AFP

【翻訳編集】AFPBB News

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