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上海汽車集団、1~2月の完成車小売販売台数73万台超

上海汽車集団、1~2月の完成車小売販売台数73万台超

上海汽車集団、1~2月の完成車小売販売台数73万台超

タイ国際モーターエキスポで、上海汽車集団傘下のブランド、名爵(MG)の車を見学する来場者。(2023年12月6日、バンコク=新華社記者/王騰)

 【新華社上海3月14日】中国自動車大手の上海汽車集団がこのほど発表した1~2月の完成車卸売販売台数は45万3千台、小売販売台数は前年同期比10.8%増の73万6千台で、引き続き業界をリードした。グループ全体の販売台数に占める自主ブランドの割合は55.0%を超えた。

 新エネルギー車(NEV)は、卸売台数が12万5千台、小売台数が56.5%増の15万5千台だった。電子商取引(EC)大手のアリババと共同で設立した電気自動車(EV)メーカー、智己汽車科技の純電動SUV(スポーツタイプ多目的車)「智己LS6」は販売台数が6171台となり、4カ月連続で中大型電動SUVの月間販売台数の首位をキープした。高級車ブランド「栄威(Roewe)」のプラグインハイブリッド(PEV)セダン「栄威D7 DMH」の販売台数は増加傾向となり、市場シェアは3カ月連続で上昇し、2月のミッドサイズPEVセダンの月間販売台数のトップ3を維持した。

 海外市場では卸売台数が12万1千台、小売台数が18.8%増の16万5千台だった。うちグローバルモデルとされる傘下ブランド「名爵(MG)」は、欧州市場での月間納車台数が2万台以上で推移している。2月末にスイスで開かれた「ジュネーブ国際モーターショー2024」では、EVセダン「智己L6」など10車種のスマートEVを海外初披露した。イノベーション技術の海外進出の象徴的な製品として、欧州および世界に対し、中国スマート製造のイノベーション能力をアピールした。

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