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〈写真入手〉マセラティが激しく壊れレッカー移動…清水アキラの三男・清水良太郎が交通事故で立ち去り、修理代踏み倒しトラブル

 清水アキラ(68)の三男で、ものまねタレントの清水良太郎(34)が今年7月、元雇用先の会社から借りていたイタリア製高級車「マセラティ・ギブリ」で交通事故を起こし、レッカー代や修理費用、慰謝料など約500万円を請求されるトラブルになっていることが「 週刊文春 」の取材でわかった。

 良太郎は2006年に芸能界入りし、ものまねタレントや俳優として活動。ものまね番組に多数出演するほか、NHKの大河ドラマ「功名が辻」や朝ドラ「あまちゃん」などにも出演していた。

〈写真入手〉マセラティが激しく壊れレッカー移動…清水アキラの三男・清水良太郎が交通事故で立ち去り、修理代踏み倒しトラブル

清水アキラと良太郎

 だが2017年2月、「FRIDAY」に違法カジノ店で賭博行為を行っていたと報じられ、活動を自粛。謹慎明けの同年10月、今度は覚醒剤取締法違反(使用)の容疑で警視庁に逮捕され、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。

業務委託先の運送会社とのトラブル

 良太郎は所属していた父の事務所「清水エイジェンシー」から解雇され、2018年4月から都内の運送会社X社の下請けとして働き始めた。

 X社の社長・A氏が語る。

「良太郎君と業務委託契約を結び、当社が購入した2トントラックを貸して主に引っ越し業を任せていた。慣れてくると『自分で運送会社を作りたい』と言い出し、2019年6月に野球仲間を社員にしてY社を設立。当社からは運送用トラックを5台貸しました。当初は真面目に働いていたのですが、社長になった良太郎君はあまり自分で運送をしなくなり、従業員ばかり働かせるようになった」

 すると2021年4月、良太郎が自宅で妻の頭をテーブルに叩き付け、ケガをさせたとして傷害容疑で逮捕される。その際、A氏は示談金を立て替え、身元引受人にもなった。

 その後、コロナ禍の影響でX社の業績は悪化。報酬アップを要求する良太郎とA氏の間に溝が生じ、やがて両者は決裂。今年4月、契約解除に至ったという。

「良太郎君は3月分の売上金の支払いを求めてきましたが、Y社が負担すべき諸経費を相殺すると、当社のマイナスになる。しかしそれには目をつぶり、『支払う金額は残らない』と通告しました」(A氏)

「社用車」として返却せず乗り回していたマセラティで事故

 契約解除後、Y社に貸していた運送用トラックは返却されたが、良太郎は「社用車」としてマセラティを乗り回していた。

「良太郎君が会社設立後、当社がリース契約したマセラティも貸し出していたのです。しかも、ETCカードも6月に止めるまで10万円ほど使用されていました」

 そして7月4日夕刻、横浜市鶴見区の住宅街で、良太郎の運転するマセラティが路地を右折した際、道路を直進する車と衝突事故を起こしたのだ。

 事故処理と警察の聴取を終えた良太郎は「自分の車ではないから」と言い、そのまま立ち去ったという。自走不能になったマセラティはレッカー業者に任せたきり、放置された。

 A氏は事故から約2カ月後、レッカー業者からその顛末を知らされたという。

「良太郎君には10月、マセラティのレッカー代や修理費用など約500万円を支払うよう書面で通告しました。すると、彼は未払いの売上金などを求めて当社を提訴してきたのです」

「就職も示談金の時も、A社長が自ら手を挙げた」

 現在、新宿などの路上でものまねライブなどを行い、芸能界への復帰を目指している良太郎に話を聞いた。

「就職も示談金の時も、こちらから頼んだわけではなく、A社長が自ら手を挙げたんです。マセラティはX社が売上をちゃんと払ってくれれば返すつもりでいましたし、ETC代金は払います。交通事故の件も、マネージャーを通して何度もX社に連絡を入れたけど、取り次いでもらえなくて。保険がどうなっているのかすら分からなかったんです」

 A氏は今後、マセラティの件に関して良太郎側を提訴する予定だという。

 12月14日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および12月15日(木)発売の「週刊文春」では、清水アキラとX社の関係や、良太郎の社長としての仕事ぶり、アキラに対してA氏が憤っている理由などについて報じる。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年12月22日号)

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