ヨルゲンソンが逆転で総合優勝「特別な瞬間」 パリ~ニース
UTEのブランドン・マクナルティ(米国)に次ぐ総合2位で最終日を迎えたヨルゲンソンは、マクナルティが失速する一方、冷たい雨の中でスダール・クイックステップのレムコ・エベネプール(ベルギー)とともに抜け出すと、ステージ優勝はエベネプールに譲ったがすぐ後ろでフィニッシュし、30秒差で総合タイトルを手に入れた。
ヨルゲンソンは「昨晩はほとんど眠れなかった。すごく緊張して、人生で初めてプレッシャーを感じた」と明かし、「こんなふうにうまくいき、レムコのようなチャンピオンとも一緒に走れて、本当に特別な瞬間になった」と喜んだ。
24歳のヨルゲンソンは今季から、ツール・ド・フランス王者のヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)やワンデーレース最強の呼び声高いワウト・ファン・アールト(ベルギー)を擁し、昨季グランツール(三大ツール)全制覇を果たした強豪ビスマに加入した。
マクナルティは1分47秒差の総合3位でフィニッシュ。ボーラ・ハンスグローエ移籍後の初レースに臨んだプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)は、5分53秒差の総合10位と忘れてしまいたいレースになった。
大けがから復帰したイネオス・グレナディアーズのエガン・ベルナル(コロンビア)は、総合7位に入って復活の兆しを見せた。(c)AFP
【翻訳編集】AFPBB News