F1オーストラリアGPを5位で終えたレッドブルのセルジオ・ペレスは、仮にチームメイトのマックス・フェルスタッペンがトラブルに見舞われリタイアしていなかったとしても、フェラーリのカルロス・サインツJr.には敵わなかったと考えている。
ポールシッターのフェルスタッペンは、スタート直後からブレーキがスタックするというトラブルに見舞われ、2周目にサインツJr.にトップを奪われると、4周目にはついに右リヤブレーキから白煙が上がり、リタイアを余儀なくされた。
しかしフェラーリがフリー走行からフロントタイヤのグレイニングを苦にしていなかったこと、そして彼らが実際にレースで見せたパフォーマンスを踏まえ、いずれにせよサインツJr.がフェルスタッペンに勝っていただろうと、ペレスは語った。
「チームとしては、今日はペースが足りなかったと思う。週末を通してペースがなかった」
「金曜日からすでに苦戦していたし、タイヤのマネジメントもうまくいかなかった」
ペレス自身は6番手からスタートし、なかなか順位が上げられずに5位でフィニッシュ。アルバート・パークのようにリヤタイヤよりもフロントタイヤに負担がかかるサーキットは、レッドブルの弱点だと彼は考えている。
「こうしたサーキット、あとは例えばラスベガスのようなフロントに制約のあるサーキットでは、僕たちよりフェラーリの方がずっと強かった。僕たちはフロントタイヤをケアできなかった」
ペレスは、スタートでジョージ・ラッセルに先行されてしまったことも、レースに大きく影響したと振り返った。
「最初のスティントでラッセルの後ろで詰まってしまったから、レースが少し違ったものになってしまった」
Additional reporting by Adam Cooper
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