アルファロメオが、F1第13戦ベルギーGPで使用する特別マシンカラーリングを公開した。
今回アルファロメオが特別カラーリングを纏うのは、パートナーであるライブ配信プラットフォーム「Kick」をアピールするため。フロントウイングやリヤウイングにドット絵の炎が追加され、ホイールカバーやサイドポンツーンなどのロゴやステッカーが蛍光グリーンで彩られた。
Kickはフォロワーのサブスクを95対5の割合でクリエイターへ還元することで、Twitchをはじめとする既存のライブ配信に戦いを挑むことを目指している。
最も有名な配信者のひとりは、カナダのストリーマー“xQc”で、彼は最高1億ドルの独占契約を結び、40万人以上のフォロワーを彼のKickアカウントへ呼び込んだ。
Alfa Romeo C43 livery
Photo by: Alfa Romeo
スイス・ヒンウィルに拠点を置くザウバーを母体とするアルファロメオは、直近のハンガリーGPで周冠宇が予選5番手、バルテリ・ボッタスが予選7番手と驚きの走りを見せた。ただ決勝では周がスタートで失速し、ボッタスもそのあおりを食らったことが響き、入賞圏外となった。
ボッタスはハンガリーGPの決勝レースを次のように振り返る。
「好調な予選結果をポイントにつなげるチャンスはあったけど、残念ながらスタート直後の1周目でレースは台無しになってしまった」
「僕の前にいた周がブレーキシステム制御に問題を抱えていたから、彼を避ける必要があった」
「ベルギーに向けてポジティブな収穫があった。予選で僕らのパッケージから何かを解き放つことができたから、ポテンシャルは間違いなくある」
「もちろん、スパ(フランコルシャン)は全く違うコースになるけど、さらなる進化を遂げるために適切なセッティングを見つけることを頑張りたい」
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