Caio Collet, Van Amersfoort Racing
スプリントレースのポールポジションはヒュー・バーター(カンポス)、2番手ポール・アロン(プレマ)、3番手にテイラー・バーナード(イェンツァー)という並びだ。
前日の予選は雨に見舞われたスパ・フランコルシャン。スプリントレース直前のコンディションは路面こそ濡れている部分もあったが、天候は小康状態を保っていたため、各車はドライ用タイヤでフォーメーションラップへ向かった。
なお後方では、セバスチャン・モントーヤ(ハイテック)とラファエル・ヴィラゴメス(VAR)の絡むクラッシュが発生。モントーヤのマシン回収のためセーフティカー(SC)が出動する事態となった。
SCは3周目で終了しレースが再開したが、濡れた路面での争いの中、すぐにまた別のクラッシュが発生。ホセ・マリア・マルティ(カンポス)がガブリエレ・ミニ(ハイテック)と接触してコースオフした後、さらにマルティはコースへ復帰の際にイド・コーエン(カーリン)と接触してしまい、マシンが大破。両者ともにレースをリタイアとなった。
レースが再開され、今度はクラッシュもなく進んで行くかと思われたが、今度は9周目にガブリエル・ボルトレト(トライデント)がターン1で後方から接触があったことによってダメージを受けた。その結果、彼はケメルストレートにマシンを止めざるを得ず、3度目のSC出動となった。
そしてレースはSC先導のまま最終ラップに突入。そのままフィニッシュとなり、コレが優勝となった。2位はバーナード、3位はアロンだ。
Follow @MotorsportJP