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GT300タイトル争うLEON RACINGに痛手。蒲生尚弥の体調不良によりスーパーGT第4戦富士は篠原拓朗のみでレース距離3分の2をドライブへ

gt300タイトル争うleon racingに痛手。蒲生尚弥の体調不良によりスーパーgt第4戦富士は篠原拓朗のみでレース距離3分の2をドライブへ

#65 LEON PYRAMID AMG

 スーパーGTのGT300クラスに参戦するLEON RACINGは、第4戦富士の決勝日を前にSNSを更新し、Aドライバーの蒲生尚弥が体調不良によって欠場することを発表した。

 2018年のGT300王者であるLEON RACINGは今季、蒲生と篠原拓朗のコンビで開幕戦岡山で2位表彰台を獲得。続く第2戦富士でも4位に入り、現在は首位と6ポイント差のランキング5番手と、タイトル戦線に加わっている。

 そんなLEON RACINGは第4戦富士の予選で、72kgのサクセスウエイトを積みながらもQ2に進み13番手に。ポイントを積み重ねる上で上々の位置から決勝をスタートすることになるが、蒲生が不在となったため、篠原ひとりでレースを戦うことになる。

 しかしながら、彼らは実質勝負権を失ったに等しい状況だ。スーパーGTのレギュレーションにより、ひとりのドライバーの最大運転時間は「当初のレース距離もしくはレース時間の3分の2」と規定されており、篠原は100周のレースのうち最大66周しか走ることができない。そのため、篠原はスタート後、66周を走ってガレージにマシンを戻すことになるだろう。

 彼らが唯一リザルトを残せるチャンスは、レースが3分の2を消化することなく途中終了となった場合。レギュレーション上は、66周以内にレースが赤旗などにより途中終了となれば、65号車もハーフポイントながらポイントを獲得できる可能性が出てくることになる。

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