Takahashi Takumi,長島哲太,#33 Team HRC with 日本郵便
鈴鹿サーキット周辺は前日の段階では雨の予報となっていたが、その予報は外れ、決勝日も夏らしい暑いコンディションとなり、8耐のスタート時刻を迎えた。
土曜日に行なわれたトップ10トライアルの結果、ポールポジションは#33 Team HRC with 日本郵便が獲得。2番手には#7 YART Yamaha Official EWC TEAM、3番手に#104 TOHO Racingが続いた。
このスタートでは、5番グリッドの#12 Yoshimura SERT Motul(グレッグ・ブラック)が圧倒的な速さで指導を決め、一気に先頭を奪取するサプライズ。ホンダワークスの33号車HRC(高橋巧)や7号車YART(ニッコロ・カネパ)を後方に従えた。
ただ12号車ヨシムラの天下は長くは続かなかった。3周目には7号車YARTがシケインで襲いかかり、オーバーテイク。4周目には33号車HRCにも追い抜かれ、3番手に後退することとなった。
ただ33号車HRCの速さは圧倒的であり、再び7号車YARTを追い抜くと、今度はしっかりと差を広げていった。レース開始から30分を前に、ひとまずトップ3の争いは落ち着いた格好だ。ただ、EWCのランキング首位を7号車YARTと争う1号車F.C.C. TSR Honda Franceが転倒するシーンもあり、まだまだ先が読めない展開だ。
鈴鹿8時間耐久ロードレースはこの後まだ7時間以上を残している。
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