スポーツ

自動車

鈴鹿8耐決勝|12号車ヨシムラが超好スタート! 33号車HRC&7号車YARTバトルに観客沸く

鈴鹿8耐決勝|12号車ヨシムラが超好スタート! 33号車hrc&7号車yartバトルに観客沸く

Takahashi Takumi,長島哲太,#33 Team HRC with 日本郵便

 三重県の鈴鹿サーキットで第44回鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝レースがスタートした。レース序盤は#33 Team HRC with 日本郵便がリードする形となっている。

 鈴鹿サーキット周辺は前日の段階では雨の予報となっていたが、その予報は外れ、決勝日も夏らしい暑いコンディションとなり、8耐のスタート時刻を迎えた。

 土曜日に行なわれたトップ10トライアルの結果、ポールポジションは#33 Team HRC with 日本郵便が獲得。2番手には#7 YART Yamaha Official EWC TEAM、3番手に#104 TOHO Racingが続いた。

 伝統のル・マン式スタートが行なわれる8耐。シグナルがブラックアウトするとライダーが一斉にマシンへ駆け寄り、各車が轟音を響かせながらターン1へと向かった。

 このスタートでは、5番グリッドの#12 Yoshimura SERT Motul(グレッグ・ブラック)が圧倒的な速さで指導を決め、一気に先頭を奪取するサプライズ。ホンダワークスの33号車HRC(高橋巧)や7号車YART(ニッコロ・カネパ)を後方に従えた。

 ただ12号車ヨシムラの天下は長くは続かなかった。3周目には7号車YARTがシケインで襲いかかり、オーバーテイク。4周目には33号車HRCにも追い抜かれ、3番手に後退することとなった。

 33号車HRCは7周目のホームストレートで7号車YARTの後ろにつけるとそのままオーバーテイクし、ついに首位に浮上。このまま後続を引き放していくかと思われたが、7号車YARTが反撃し、再び首位が入れ替わった。

 ただ33号車HRCの速さは圧倒的であり、再び7号車YARTを追い抜くと、今度はしっかりと差を広げていった。レース開始から30分を前に、ひとまずトップ3の争いは落ち着いた格好だ。ただ、EWCのランキング首位を7号車YARTと争う1号車F.C.C. TSR Honda Franceが転倒するシーンもあり、まだまだ先が読めない展開だ。

 鈴鹿8時間耐久ロードレースはこの後まだ7時間以上を残している。

Follow @MotorsportJP

TOP STORIES

発見・体験、日本旅行に関する記事
Top List in the World