2023 suzuka 8H
一方で決勝の序盤に33号車HRCと先頭争いを展開した#7 YART Yamaha Official EWC TEAMは、相次いでトラブルに見舞われている。
スタートから1時間半が経過した頃にトラブルからマシンを止めなくてはならなかった7号車YART。ライダーのカレル・ハニカは、30分ほどかけてなんとかマシンをピットに戻し、チームが迅速にマシンを修復し再度コースへ送り出した。しかし、その7号車YARTには”また”トラブルが襲いかかった。
トップを走る33号車HRCは80周目、3時間経過を前にライダーをチャビ・ビエルゲから高橋巧へと交代。高橋、長島、ビエルゲのライダーがそれぞれ約1時間ずつの走行を終えた段階で、2番手の#12 Yoshimura SERT Motulに対して約1周分の差を築いており、連覇に向けて現時点では盤石といった様子に見える。
それだけ大きなリードを築いた33号車HRCだが、ペースは全く衰えず。高橋は2分8秒〜2分9秒台のペースで1時間走り続け、長島へとライダーチェンジした。
HRCが圧倒的な速さでレース支配する状態で、鈴鹿8耐はレース半分が終了。まさに盤石といった情勢だ。
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