スーパーGT第5戦鈴鹿エントリーリストが発表。25号車HOPPYと244号車HACHI-ICHIはエントリーせず

スーパーgt第5戦鈴鹿エントリーリストが発表。25号車hoppyと244号車hachi-ichiはエントリーせず

スタート（GT300）

　鈴鹿サーキットで8月26〜27日にかけて行なわれるスーパーGT第5戦鈴鹿450kmレースのエントリーリストが発表。第4戦富士の決勝レース中に車両火災に見舞われた25号車HOPPY Schatz GR Supra GTと244号車HACHI-ICHI GR Supra GTの2台はエントリーしなかった。

　2023年のスーパーGTも第5戦目。舞台は真夏の鈴鹿サーキット、しかも450kmと長丁場のレースとなる。

　今回のレースには、GT500クラスに15台、GT300クラスに25台の合計40台がエントリーした。

　GT500で前戦からラインアップに変更があったのは、8号車ARTA MUGEN NSX-GT。8号車は前回、負傷明けだった大湯都史樹のバックアップとして、第3ドライバーに木村偉織をエントリーしていた。しかしその富士では大湯がしっかりとドライブすることができたため、今回のレースでは木村はエントリーされず。全チームとも2人体制でのエントリーとなった。

　GT300クラスは、富士から2台減った25台がエントリー。今回エントリーしなかった2台は、共に富士戦の決勝レースで車両火災に見舞われた25号車HOPPY Schatz GR Supra GTと244号車HACHI-ICHI GR Supra GTである。

　25号車HOPPYを走らせるつちやエンジニアリングの土屋武士監督は富士戦の後、「残念ながら修復不可能なほどのダメージを受けたことにより、今年残りのレースへの参戦ができなくなりました」とSNSで発表していた。しかし「1mmずつでも前に進んで、必ず戻ってきたいと考えています。また、たくさんのファンの皆さんの声が心に沁みます。辞められないと強く思いますし、辞められるわけがないと感じます」と、将来の復活に向けて意欲を見せていた。

　一方、224号車HACHI-ICHIのドライバーである三宅淳詞はレース後にSNSを更新し、「鈴鹿大会は良い結果で終われるように準備します」と発信していたが、こちらも参戦は叶わないようだ。

　この他、7号車Studie BMW M4は柳田真孝に代わってブルーノ・スペングラー、30号車apr GR86 GTは小河諒に代わって上村優太を登録。また48号車植毛ケーズフロンティア GT-Rは甲野将哉を、65号車LEON PYRAMID AMGは黒澤治樹をそれぞれ3人目のドライバーとして登録している。

　なお23号車MOTUL AUTECH Zの松田次生と、50号車ANEST IWATA Racing RC F GT3のイゴール・オオムラ・フラガは、ペナルティポイントの累計が4に達したため、鈴鹿戦の公式練習後半1時間への参加が禁止されることになった。

　スーパーGT第5戦鈴鹿のエントリーリストは、以下の通りとなっている。

■スーパーGT第5戦鈴鹿：エントリーリスト

GT500クラス

#1 MARELLI IMPUL Z：平峰一貴／ベルトラン・バゲット

#8 ARTA MUGEN NSX-GT：野尻智紀／大湯都史樹

#14 ENEOS X PRIME GR Supra：大嶋和也／山下健太

#16 ARTA MUGEN NSX-GT：福住仁嶺／大津弘樹

#17 Astemo NSX-GT：塚越広大／松下信治

#19 WedsSport ADVAN GR Supra：国本雄資／阪口晴南

#23 MOTUL AUTECH Z：松田次生／ロニー・クインタレッリ

#24 リアライズコーポレーション ADVAN Z：佐々木大樹／平手晃平