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LCRホンダ、ヨハン・ザルコの2024年加入を正式発表。ヤマハ移籍のアレックス・リンス後任

lcrホンダ、ヨハン・ザルコの2024年加入を正式発表。ヤマハ移籍のアレックス・リンス後任

Johann Zarco, Pramac Racing

 8月22日、LCRホンダは2024年からヨハン・ザルコがチームに加入することを発表した。

 2020年からドゥカティ陣営のライダーとしてレースをしてきたザルコは、アレックス・リンスが2024年にLCRホンダからヤマハに移籍することを発表すると、後任候補として名前が挙がるようになった。

 第10戦オーストリアGPのレースウィーク中には、彼のLCRホンダが確定的だと報道されており、レース終了後にはプラマックがザルコと袂を分かつことを認めていた。

 あとはLCR加入の正式な発表を待つのみという状況だったが、22日にLCRが声明を発表。2024年からザルコを2年契約で迎えることを明らかにした。なおザルコは2019年にKTMを離脱した後、中上貴晶の負傷代役としてLCRホンダから3レースを戦って以来のチーム参加となる。

 LCRのルーチョ・チェッキネロ代表は、ザルコ加入の発表に際し次のようにコメントした。

「全ての詳細と署名が揃い、ヨハン・ザルコをLCR Honda CASTROLへと迎えることができて非常に嬉しく思う」

「2019年に短いながらも一緒の時間を過ごして以来の再会となるが、我々は当時を通じ彼のポテンシャルと仕事への姿勢を既に理解することができていた」

「今シーズンはまだまだレースとやるべきことが残っているが、2024年の新たなプロジェクトの開始を楽しみにしている」

 なお2024年のザルコのチームメイトが誰になるかは、まだ決まっていない。現在日本人ライダーの中上貴晶が、出光興産がスポンサードするLCRのシートに座っているが、今後については不透明な状況が続いている。

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