Jake Dixon, GASGAS Aspar Team
アルボリーノはとディクソンは、2024年シーズンからMotoGPクラスに昇格する可能性があるのでは指摘されていたライダーだ。しかしオーストリアGPの際にアルボリーノは、ELF Marc VDS Racing Teamとの契約を1年間延長することで合意。ディクソンも24日にGASGAS Aspar Teamに残留することが明かされた。つまり、いずれも来季もMoto2を戦うことになった。
特にディクソンはMotoGPクラスに不在の英国人ライダーということもあり、TV中継の視聴者数を増やすという意味でも、MotoGPに昇格することとなればプロモーターからも歓迎されたことだろう。しかしディクソンは最終的に、アスパーへ残留することを選んだ。
なおザルコの離脱によって空いたプラマックの後任は、マルコ・ベッツェッキ(現VR46)が最有力と見られてきた。ベッツェッキはVR46では得られない最新のファクトリーマシンを欲しているとされていたからだ。しかしVR46のオーナーであり、ベッツェッキの師匠でもあるバレンティーノ・ロッシが引き留めにかかっており、VR46残留の可能性が大きくなってきたと見られている。
ベッツェッキがプラマックに加入しない場合、ヤマハを離れるフランコ・モルビデリが次の候補者であると見られてきた。今回アルボリーノのMoto2残留が決まったことで、モルビデリのプラマック加入の可能性が高まったと言えそうだ。
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