#23 MOTUL AUTECH Z
6月に同じく鈴鹿サーキットで行なわれた第3戦で、宙を舞う大クラッシュに見舞われた23号車だったが、2ヵ月のインターバルの間に怪我を負った松田次生も、全損となったマシンも復活を遂げ、8月の第4戦富士のグリッドに並んだ。
そして今回の第5戦で23号車は2番グリッドから順調なレース運びを見せ、2番手でフィニッシュ。暫定2位として表彰式に参加し、復活をアピールしていたが、一転して失格となった。
NISMOの監督兼エンジニアである中島健氏によると、車高に関しては特段アグレッシブにしたということではなかったものの、何らかの原因でスキッドブロックが削れてしまったとのこと。原因はこれから調査するとして、「ドライバーには大変申し訳ないことをしたと思います」と話した。
これにより39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraが2位、14号車ENEOS X PRIME GR Supraが3位に繰り上がり。ポイントランキングでトップと9点差の3番手に浮上するはずだった松田、クインタレッリ組は、トップと24点差の7番手に転落となった。
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