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マルコ・ベッツェッキ、2024年もVR46残留が発表。プラマックにはモルビデリが収まる?

マルコ・ベッツェッキ、2024年もvr46残留が発表。プラマックにはモルビデリが収まる?

Marco Bezzecchi, VR46 Racing Team

 MotoGPに参戦するVR46チームは8月30日に、2024年シーズンもマルコ・ベッツェッキがチームに留まることを発表した。

 ベッツェッキは2022年にVR46からMotoGPクラスへ昇格し、初年度から表彰台を獲得するなど活躍を見せてきた。

 2023年になると彼はさらに速さを増し、トップライダーの1人として優勝を争うようになり、10戦を終えた段階でサテライトチームで型落ちのバイクながらも2勝を挙げ、ランキングでは3番手につけている。

 そんなベッツェッキは、2024年シーズンに向けたライダー市場において主役の1人となっていた。来シーズンからホンダ陣営への移籍を決めたヨハン・ザルコの後任として、プラマックへ移るのではないかと見られていたのだ。

 VR46は2024年も引き続き型落ちのマシンを使用する予定であるため、ベッツェッキがファクトリーマシンを求めていたことがその要因だ。しかし一方で彼の師であり、VR46のチームオーナーでもあるバレンティーノ・ロッシが引き留めに動いていたこともあり、ベッツェッキの選択への注目が高まっていた。

 オーストリアGP時点で、ベッツェッキは既に決断は下しており、近いうちにそれが明らかになるだろうとしていたが、カタルニアGP開催を前にVR46はベッツェッキの残留を発表した。

 なおベッツェッキのVR46残留が決まったことで、プラマックの残る1シートには、ヤマハ離脱が決まり、来季の所属が未定となっているフランコ・モルビデリが加入する可能性が開けてきたと見られている。

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