スポーツ

自動車

決めるトコロは外さないバニャイヤ、レコード更新しPP獲得。アプリリア勢が2~4番手占める|MotoGPカタルニア予選

決めるトコロは外さないバニャイヤ、レコード更新しpp獲得。アプリリア勢が2~4番手占める|motogpカタルニア予選

Francesco Bagnaia, Ducati Team

 MotoGP第11戦カタルニアGPのMotoGPクラス予選が9月2日に行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤだった。

 予選Q1とQ2の振り分けは初日午後のプラクティスの結果に基づいて行なわれるが、今回はヤマハ、ホンダの日本メーカーに乗る6名全員がQ1送りになるという状況だった。

 カタルニアGPは初日は快晴のコンディションで行なわれたが、2日目は上空が雲に覆われた。そしてMotoGPクラスのフリー走行2回目終盤には小雨が降り始めるという難しいコンディションとなった。

 ただ幸い雨が悪化するようなことはなく、依然としてレッドクロス旗は掲示されているものの、ほぼドライコンディションで予選はスタート。各車がスリックタイヤでアタックに向かった。

 最初のアタックが一巡した後、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がコースオフしてグラベルへ突っ込むと、マシンを支えられず転倒。幸い、低速だったため大きなダメージは無いようだった。

 なお、Q1はミゲル・オリベイラ(RNF)が1分39秒510で暫定トップタイムという状況で折り返し。後半のアタックではジャック・ミラー(KTM)がまず1分39秒232をマークし、暫定トップを更新。しかし彼の真後ろでアタックしていたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が、1分39秒070とミラーを上回った。

 他のライダーもアタックに向かうとオリベイラが1分38秒789と更に速いタイムをマーク。暫定トップは再びオリベイラとなった。

 その後最後の1回のアタックを全力で回ってくるライダー達だったが、上位タイムを塗り替えるだけの走りは見られず、Q1は終了。予選Q2へはオリベイラと、ミラーの後追い作戦を成功させたマルケスの2人が進出した。

■予選Q2

 カタルニアGPでは初日からアプリリア勢が強さを見せていたが、予選でもそれは変わらなかった。Q2最初のアタックではマーベリック・ビニャーレスが1分39秒099を記録し、これが暫定トップタイムに。2番手以下にはブラッド・ビンダー(KTM)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が僅差で続いた。

 エスパルガロは初日にレコードタイムを更新するなど、ここでの速さは折り紙付き。Q2後半のアタックに入ると実力をいかんなく発揮し、1分38秒752で暫定トップを塗り替えてきた。

 しかし他のライダーも負けてはおらず、フランチェスコ・バニャイヤが1分38秒639をマーク。エスパルガロを超えて来た。またオリベイラが1000分の4秒差でエスパルガロを上回って2番手に浮上した。

 最後はエスパルガロが再び最速タイムに相当するペースの全力アタックを見せた。しかしバニャイヤには0.104秒届かなかった。

 その結果、カタルニアGPのポールポジションはバニャイヤが獲得。バニャイヤは初日にエスパルガロが記録したレコードタイムを更に更新している。2番手がエスパルガロ、3番手はオリベイラだ。なお4番手にはビニャーレスが続き、アプリリアが上位に並ぶ結果となった。

Follow @MotorsportJP

TOP STORIES

発見・体験、日本旅行に関する記事
Top List in the World