先日行なわれたF1イタリアGPで、またしても苦しい週末を過ごしたメルセデス。同チームのドライバーであるルイス・ハミルトンは苦境の中、2024年の新車発表までの日数を指折り数えて待っていると語った。
イタリアGPでメルセデスはジョージ・ラッセルが5位、ハミルトンが6位でフィニッシュ。彼らは明らかにトップスピードにおけるハンデを背負っており、今回はフェラーリに次ぐ3番手チームとなっていた。
「レース自体は僕にとってはかなり分かりやすいモノだよ」とハミルトンは言う。
「予選でもっと良い結果を出せばいいだけだ。それほど難しいことを言っているわけじゃない」
Lewis Hamilton, Mercedes W14
Photo by: Erik Junius
ただ結局ハミルトンはタイヤをマネジメントし、ミディアムタイヤで最後まで走りきって6位を手にしている。彼は無線でのコメントについて尋ねられることになったが、「動揺は無かったよ」と答え、以下のように続けた。
「僕は(最初に履いたハードタイヤで)35周まで行くつもりで、その時点でペースは素晴らしいモノではなかった。そして、チームは僕をストップさせたんだ」
「ピットに入れられた周に、僕らは目標(35周まで予定通り走ることに)に向かうと言っていたんだ。それで急にピットへ入れられたから、ちょっと混乱していた。それだけだ。そして最後まで行けないかもしれないと心配していたのは間違いない」
「僕とマクラーレン勢との差は大きかったし、アストンの後ろまで下がってしまった。だからあの時は僕がどうなるのかを理解できなかった。だけどタイヤをマネジメントしてギャップを縮めて、良いバトルができたよ」
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