Naoya Gamou, Takuro Shinohara, #65 LEON PYRAMID AMG
スーパーGTの開幕戦岡山のGT300クラス予選でポールポジションを獲得したのは、65号車LEON PYRAMID AMGだった。Q1を担当した篠原拓朗は、公式練習で3周しか走れなかったものの、チームメイトの蒲生尚弥のデータを活かして、セッショントップタイムを叩き出すことができたという。
「開幕戦をポールポジションという素晴らしい順位で始められたので、嬉しく思います」
篠原はそう予選後に語った。
「公式練習では、雨量の関係もあってあまり走行距離を重ねることができませんでした。でも、蒲生選手のデータを穴が開くくらいしっかりと見させていただいたおかげで、色々と調整することができたと思います」
蒲生も、公式練習で走っていないとはいえ、篠原のドライビングには全幅の信頼を寄せていたと語る。
「とても難しいコンディションの予選でした。PPを取れてホッとしています」
「Q2は午前中に比べて、雨量も減ったコンディションでした。それに合ったタイヤも選べましたし、チームの皆さんのおかげです」
決勝も不安定な天候になることが予想されているスーパーGTの開幕戦。蒲生はどんなコンディションになっても最後まで諦めないと語った。
「明日は、たくさんのお客様が来てくれると思います。どんなコンディションになっても、最後まで諦めずに、皆さんを楽しませるレースをしようと思います。ぜひ、応援よろしくお願いします」
また篠原も、決勝でも予選と同じ順位……つまり優勝を手にしたいと抱負を語った。
「開幕戦でのポールポジションは初めてなので緊張しますけど、シーズン最初のレースを一番良い場所からスタートできるので、それを思う存分楽しみたいです」
そう篠原は語る。
「天候は分からないですが、それは皆んなも一緒なので、良い選択をできるように、チームとしっかりコミュニケーションを取って、最終的に今日を同じ順位で戻ってこられるようにしたいと思います」
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