Razlan Rizali, RNF MotoGP Racing
MotoGPクラスに参戦中のRNF代表のラズラン・ラザリは、アプリリア陣営にスイッチした2023年シーズンは、前身チームのSRTで好調だった2019年のようだと語っている。
そんなRNFは2023年シーズンに使用するマシンをヤマハYZR-M1からアプリリアRS-GPへと変更。陣営をスイッチしている。
ライダーラインナップも一新され、ミゲル・オリベイラとラウル・フェルナンデスを起用。第2戦までを終えて、彼らは度々速さを見せ、アプリリアへのスイッチは成功だったとも目されている。
そしてラザリにとって、これは狙い通りだったようだ。彼はMotoGP公式サイトで「本当に生まれ変わったようだ」と語っており、さらに前身のSRTでMotoGPクラスへの挑戦を開始し、好調な1年を過ごした2019年シーズンのように感じていると自信をにじませている。
「2019年と非常に似た感覚があるんだ」と、ラザリは言う。
「ペトロナスとは非常に素晴らしい3年間を過ごしてきた。2019年と2020年に、我々がああして強いとは誰も予想していなかった。そして、(2021年は)バレンティーノ・ロッシという大人気のライダーと共に戦う機会を持つことができた。そして、チームを再建するときが来た」
「4年が経ち、私はチームを完全に作り直さなくてはならなかった。そしてこの2年間良い結果を出すことができていなかったが、ついに望んだライダーと契約するチャンスを得た」
なお2023年開幕後はオリベイラが速さを見せていたが、開幕戦決勝で転倒に巻き込まれ表彰台獲得のチャンスを逃している。
ラザリはライダー達がアプリリアのマシンに素早く適応し、アプリリアファクトリーチームのおアレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスに接近できることを期待していると語った。
「繰り返しになるが、2019年と同じようなフィーリングがあるんだ。我々はミゲルが経験豊富なことを知っているし、ラウルもこのマシンを手懐ける事ができると思っている」
「アレイシとマーベリックはこのバイクの能力を活用できている。我々のライダーには、できるだけ彼らに近づいてもらいたい」
「サテライトチームの基本的な考え方は、ライダーがいつの日かファクトリーチームに行けるように鍛えることにあるんだ」
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