スポーツ

モータースポーツ

自動車

Moto2アメリカズ決勝|ペドロ・アコスタが2勝目! 復帰レースの小椋藍は15位でポイント獲得

moto2アメリカズ決勝|ペドロ・アコスタが2勝目! 復帰レースの小椋藍は15位でポイント獲得

Pedro Acosta, Red Bull KTM Ajo

 サーキット・オブ・ジ・アメリカズでMotoGP第3戦アメリカズGPが行なわれた。Moto2クラス決勝で勝利したのは、Red Bull KTM Ajoのペドロ・アコスタだった。

 アメリカズGPでは小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)がいよいよレースに復帰。前戦アルゼンチンGPで予選までは走行していたものの、決勝は欠場していたためアメリカズGPが2023年初レースとなっている。また負傷欠場の野左根航汰(Correos Prepago Yamaha VR46 MasterCamp)の代役には今回も南本宗一郎が起用されている。

 スタート前、ジェイク・ディクソン(Asterius GASGAS Aspar M2)がウォームアップラップで転倒するアクシデントがありつつも、レースは定刻にスタートした。

 全16周の決勝が始まると、予選2番手のペドロ・アコスタがホールショット奪う一方で、ポールシッターのセレスティーノ・ビエッティ(Fantic Racing)は8番手まで大きく後退してしまった。

 アコスタは先頭でペース良く走り、そのまま差を広げていくかと思われた。しかし3周目のバックストレートエンドのブレーキングで減速しきれず後退。アロンソ・ロペス(Beta Tools SpeedUp)が先頭に浮上した。

 しかしロペスのペースはそれほど優れているわけではなく、2周程でアコスタも追いついて表彰台圏内に復帰。トニー・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)を含めた三つ巴のバトルとなった。

 ロペスは先頭をアルボリーノに明け渡すと、アコスタにも追い抜かれて優勝争いから脱落。レース折り返しとなる8周目にはアルボリーノとアコスタのトップ2が後続に1秒以上の差を築くに至った。

 アルボリーノとアコスタはテールトゥノーズ状態のランデブーを続けてラップを消化。膠着状態が続くが、残り3周でアルボリーノがワイドになったところを見逃さずにオーバーテイク……しかしアコスタもターン12で止まりきれず、ポジションは結局元通りになってしまった。

 ラストラップにアルボリーノはアコスタをなんとか抑えていくものの、バックストレートでスリップストリームを利用されると抑えきれず、ついに首位を明け渡してしまう。残り少ないコーナーを激しく攻め立てるアルボリーノだったがわずかに及ばず、優勝はアコスタとなった。

 2位はアルボリーノ。そして3位はライバルたちの接触を見逃さずに終盤にポジションを上げたボー・ベンドスナイデル(Pertamina Mandalika SAG Team)で、初表彰台獲得となった。

 小椋藍は最終的に15位でフィニッシュ。復帰レースでなんとかポイント獲得に成功した。南本は23位でのフィニッシュとなった。

Follow @MotorsportJP関連ニュース:Moto3アメリカズ決勝|佐々木歩夢、レース大半で首位走行も転倒リタイアで終える。オルトラが初優勝を達成スプリントで転倒のアレックス・マルケス、原因はヘルメットの中での嘔吐「決勝で雪辱を果たす」マシンは防護フェンスを飛び越え観客席に……FIA、WEC戦併催のポルシェスプリントカップでの重大事故を調査へ

順位ライダー周回数タイム差前車との差平均速度ポイント

   

 

 

1 Pedro Acosta 16 25
2 トニー アルボリーノ 16 0.146 0.146 0.146 20
3 ボー ベンスナイダー 16 5.851 5.851 5.705 16
フルリザルトを見る

TOP STORIES

発見・体験、日本旅行に関する記事
Top List in the World