Pedro Acosta, Red Bull KTM Ajo
サーキット・オブ・ジ・アメリカズでMotoGP第3戦アメリカズGPが行なわれた。Moto2クラス決勝で勝利したのは、Red Bull KTM Ajoのペドロ・アコスタだった。
スタート前、ジェイク・ディクソン(Asterius GASGAS Aspar M2)がウォームアップラップで転倒するアクシデントがありつつも、レースは定刻にスタートした。
全16周の決勝が始まると、予選2番手のペドロ・アコスタがホールショット奪う一方で、ポールシッターのセレスティーノ・ビエッティ(Fantic Racing)は8番手まで大きく後退してしまった。
アコスタは先頭でペース良く走り、そのまま差を広げていくかと思われた。しかし3周目のバックストレートエンドのブレーキングで減速しきれず後退。アロンソ・ロペス(Beta Tools SpeedUp)が先頭に浮上した。
ロペスは先頭をアルボリーノに明け渡すと、アコスタにも追い抜かれて優勝争いから脱落。レース折り返しとなる8周目にはアルボリーノとアコスタのトップ2が後続に1秒以上の差を築くに至った。
アルボリーノとアコスタはテールトゥノーズ状態のランデブーを続けてラップを消化。膠着状態が続くが、残り3周でアルボリーノがワイドになったところを見逃さずにオーバーテイク……しかしアコスタもターン12で止まりきれず、ポジションは結局元通りになってしまった。
ラストラップにアルボリーノはアコスタをなんとか抑えていくものの、バックストレートでスリップストリームを利用されると抑えきれず、ついに首位を明け渡してしまう。残り少ないコーナーを激しく攻め立てるアルボリーノだったがわずかに及ばず、優勝はアコスタとなった。
小椋藍は最終的に15位でフィニッシュ。復帰レースでなんとかポイント獲得に成功した。南本は23位でのフィニッシュとなった。
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1 | Pedro Acosta | 16 | – | 25 | ||
2 | トニー アルボリーノ | 16 | 0.146 | 0.146 | 0.146 | 20 |
3 | ボー ベンスナイダー | 16 | 5.851 | 5.851 | 5.705 | 16 |
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