Charles Leclerc, Scuderia Ferrari, receives his Pirelli Pole Position Award from Mario Isola, Racing Manager, Pirelli Motorsport
ルクレールは、Q3最初のアタックでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と全くの同タイム。しかし2回目のアタックではセクター1と3で自己ベストを更新、セクター2では全体ベストをマークする会心のアタックを決めたルクレールが、フェルスタッペンに0.188秒差をつけてポールポジションを獲得した。
ルクレールは、週末前のチーム目標はアストンマーチンとメルセデスを倒すことだったと語り、開幕以来ポールポジションを譲っていなかったレッドブルを倒して、2022年のシンガポールGP以来となるポールを獲得したことに「驚いたよ」と話した。
一方でルクレールは、レッドブルRB19のレースペースがフェラーリSF-23のそれを上回る可能性があることを認め、日曜日の決勝レースへの期待感を抑えた。
「僕らのレースカーはまだレッドブル勢の後塵を拝していることを忘れてはいけない。リードを保つのは難しいけど、それが目標だし、このラップには本当に満足している」
「フリー走行が1セッションしかなかったし、すぐに予選に臨まなければならなかった。でも走り出した直後からフィーリングは良かったので、本当に本当にうれしいよ」
新しく実施されるスプリントシュートアウトは、SQ1~SQ2をミディアムタイヤでアタックする必要がある。ルクレールはFP1でミディアムタイヤを履いていないため、ミディアムタイヤでのアタックはぶっつけ本番となるわけだ。
ルクレールは「まだミディアム(タイヤ)を履いていないから、難しいだろうね」と付け加えた。
「だから明日の予選(スプリントシュートアウト)で初めて走ることになるし、1セットしか使えないから、しっかり走らないといけない。だから、ミスは許されない」
「でもペースは良さそうだ。だからSQ1とSQ2で学んで、SQ3でプッシュできればいい。クルマが良いのは分かっている」
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