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ジャック・ミラー「KTMでの初優勝も見えていたのに!」転倒リタイアのアメリカズGPに悔しさ

ジャック・ミラー「ktmでの初優勝も見えていたのに!」転倒リタイアのアメリカズgpに悔しさ

Jack Miller, Red Bull KTM Factory Racing

 MotoGP第3戦アメリカズGPはアレックス・リンス(LCRホンダ)の優勝で終了したが、ジャック・ミラー(KTM)は自分が勝利していた可能性もあったと主張している。

 今シーズンからKTMに移籍したミラー。彼はアメリカズGP予選では10番グリッドとなっていたが、スタートからオープニングラップのうちに一気に3番手まで浮上。表彰台を争う位置で周回を重ねていった。

 しかしレース3分の1となる7周目に、ミラーは転倒。KTMでの初表彰台のチャンスを失ってしまった。

 しかもミラーによると、アメリカズGPでは転倒する前までKTMのマシンのタイヤ消耗の少なさから、勝利するチャンスがあったとすら考えていたというのだ。

「正直、今日は勝利が見えていたと思っていたんだ。リヤタイヤを保つのがその方法だった」

「レース序盤に他のライダー達は、特に長い右コーナーで僕からかなり離れていった。彼らはかなりアクセルをオンオフしてして、リヤタイヤをかなりプッシュしていた。一方で僕はコンサバで、パーシャルスロットを維持して、(アクセルを開くのは)次のコーナーに入るのを待っていた」

「序盤、彼らは僕に対してちょっとギャップを開いていたけど、捉えられる程度だった」

「5周もすると彼らのやり方もそれ以上は上手くいかなくなり、僕はその区間で接近し始めた」

「だから本当に良い結果に向かっていると感じていたんだ。何周か後にグラベルに横たわっているときも、そうだったんだ」

 ミラーは転倒の原因については、次のように語っている。

「マシンはかなり良く機能していた。快適に感じていたセクターはふたつ目で、そこでタイムを稼いでいくことができていた。2周前にエンジンマップを変更したんだけど、それが快適に感じさせてくれていたんだ。ライバル達にも少しずつ追いついて来ていて、タイヤもいたわらないといけない地点に近づいているようだった」

「ホットラップに入っていたんだ。データを見つつターン6を回って、ターン7に向けて方向を変えた時に、一瞬の間があった。というのも少しワイドになってここに来ていて、リヤに荷重がかかっていたのが抜けて、フロントにより荷重が掛かっていたんだ」

「その事は関係しているかもしれない。凄く小さなコトなんだけど、そういうことだ」

「(転倒し)一度肘で抑えていたんだけど、セーブすることはできなかったよ」

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