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第2戦に続き富士で予選好タイムの31号車apr LC500h、前戦鈴鹿の燃料を使用し予選失格に|スーパーGT第4戦富士

第2戦に続き富士で予選好タイムの31号車apr lc500h、前戦鈴鹿の燃料を使用し予選失格に|スーパーgt第4戦富士

#31 apr LC500h GT

 富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第4戦富士の予選で、GT300クラスの3番手タイムを記録していた31号車apr LC500h GT。フロントロウを獲得した第2戦に続き、富士で上位グリッドを手にしたかに思われたが、再車検不合格により予選タイム削除となった。

 19時55分付で発表された公式結果によると、31号車が抵触したのは大会特別規則の第2条21.1「指定燃料以外の使用」とされている。

 今季はGT500クラスでカーボンニュートラル燃料が使用されている一方、GT300クラスでは引き続き市販のハイオクガソリンが燃料として使用されている。スーパーGTの競技規則には、その燃料について「オーガナイザーは、前項に規定されるガソリン燃料について指定しなければならず、その燃料の性状表を、公式通知で公示すること」とされている。

 そして今大会の大会特別規則、第2条21.1には「参加車両が使用する燃料は、GTAが販売する燃料または富士スピードウェイパドックB内ENEOSガソリンスタンドで販売される燃料が指定される」と書かれているのだが、31号車は前戦鈴鹿で使用した燃料を使用してしまっていたことが、再車検の検査で明らかになったという。

 指定される燃料の性状表が都度発表されることからも分かる通り、各地で販売されるガソリンは、それぞれ特性がやや異なる。つまり使っている燃料が各々違っていれば、その特性差によって何らかの有利不利が発生する可能性も否定できない。

 aprが金曽裕人監督のコメントとしてSNSに発表した声明には、次のように綴られている。

「皆様申し訳ございません。失格となりました」

「再車検の燃料分析検査で、鈴鹿の燃料である事が判明。レギュレーションでは開催サーキットで販売してる燃料使用が義務。これに抵触しました。応援くださった皆様、全力で走ったドライバーの皆様、本当にすみません(原文ママ)」

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