カレル・ハニカ,#7 YART Yamaha Official EWC TEAM
鈴鹿8時間耐久ロードレースの予選が行なわれ、#7 YART YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCはトップ10トライアルに進出。ホンダワークスの#33 Team HRC with 日本郵便との一騎打ちを演じ、2番手を獲得した。
EWC(FIM世界耐久選手権)のレギュラー参戦チームであるYARTヤマハ。今年はヤマハがワークス体制での8耐参戦を見送っているため、彼らがトッププライオリティのチームとなっている。
トップ10トライアルでもハニカが2分5秒519というタイムを記録し、暫定トップを確保。最後に33号車HRCの長島哲太が僅差で上回ったことで、YARTヤマハのポールポジション獲得とはならなかったが、ホンダワークスを相手に見せた奮闘に声援が集まった。
トップ10トライアル終了後、YARTヤマハのライダー達は次のようにセッションを振り返った。
■マーヴィン・フリッツ
「実は僕もトップ10トライアルは今日初めてだった。何度か8耐には参戦しているけど、台風だったりでトップ10トライアルはキャンセルされていた。やっと出ることができて本当に嬉しい」
■ニッコロ・カネパ
「本当にチームメイトの2人が素晴らしいトップ10トライアルだった。特にカレルは素晴らしいラップタイムで走ることができて本当にカッコ良かった」
「午前中(予選)は、3人とも0.5秒内でずっと走っていて、とてもバイクの調子もよく、ペースが良いと思うから、明日は期待できると思っている。楽しみだよ」
「テツ(長島哲太/#33 Team HRC with 日本郵便)には本当におめでとうと言いたい。素晴らしいラップタイムだった。特にセクター1のデータは分けてほしいくらいだ」
「とても良いラップだったと思う。本当にセッティングが良いんだ。予選では3人とも本当に良いラップタイムを記録することができたし、凄く良かったと思う」
「トップ10トライアルに出してくれたヤマハには本当に感謝したい。僕の初トップ10トライアルだったんだけど、セクター1がまだ勉強が足りないと思う。この後しっかりと学んで行きたいと思う。もう少しアグレッシブに走ればよかったのかなというふうにも思うよ」
「でもマシン自体はとても調子が良い。僕たちのレースペースは非常に良いので、パッチリとセッティングできてる。今日は予選に向けての色々なセッティングだったからね。予選もそれなりに良かった」
「そして明日は、8耐ではいつもそうではあるけれど、コンディションで読めないところがたくさんある。ベストを尽くしたいし、EWCのトップの位置を最後まで守って頑張って走りたい」
「(決勝の目標が“表彰台”から変化はあったかと問われ)YARTはまだここで表彰台に上がっていないから、本当に表彰台を目指して、頑張りたい」
「タフなレースだとは思う。でも僕たちにはポテンシャルがあるから、集中してペースをキープして8時間を走り切って、そして表彰台に上がれるように頑張りたい」
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