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バウティスタは2018年シーズンまでMotoGPに参戦。以降はWSBKに活動の場を移すと、2022年にはドゥカティのライダーとして11年ぶりにWSBKタイトルを獲得し、2023年シーズンは連覇に向けて邁進している。
彼は今年、すでにドゥカティのMotoGPマシンのテストを2度実施している。これはMotoGPのワイルドカード参戦に向けたモノではないかと以前から囁かれてきたが、8月になりドゥカティが正式に参戦を発表した形だ。
MotoGPへのワイルドカード参戦決定にあたり、バウティスタは次のようにコメントを発表した。
「セパンでワイルドカード枠でMotoGPに参戦できることをとても嬉しく思う。セパンは僕が本当に好きなコースで、WSBKのカレンダーには入っていないから戻ってくることができて嬉しいよ」
「そして同時に、今回のMotoGPレースは僕にとってプライオリティの高いものではなく“ボーナス”のようなものだと言いたい。僕はWSBKのチャンピオンシップに集中し続けなくてはいけないし、それが今の重要なことだ」
「短い期間中にとても多くのレースが行なわれる、とてもタフなシーズンの終盤戦に向けて集中力を維持したい。パニガーレV4Rのフィーリングは良いし、このまま続けて行ければと思っている。そしてシーズンが終了したら、マレーシアへ向かって楽しみたいと思っているよ」
バウティスタはWSBK2023年シーズンの残り4ラウンドとなった現時点で、ライバルのトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)に対して74ポイントをリードした状態となっている。
なおMotoGPマレーシアGPはWSBK最終戦ヘレスが終了してから、2週間後に行なわれる予定だ。
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