3月12日 米道路安全保険協会(IIHS)が12日公表した調査結果によると、米テスラの「オートパイロット」や「フルセルフドライビング」など大手自動車メーカーの11の運転支援システムが「不可(poor)」と評価された。写真はテスラの「モデルY」。2022年3月、独グリューンハイデで代表撮影(2024年 ロイター)
[デトロイト 12日 ロイター] – 米道路安全保険協会(IIHS)が12日公表した調査結果によると、米テスラの「オートパイロット」や「フルセルフドライビング」など大手自動車メーカーの11の運転支援システムが「不可(poor)」と評価された。
衝突データに基づくと、オートパイロットなどの運転支援システムが現実の世界で安全に貢献している証拠はないとしている。
IIHSは自動車メーカー9社の14の運転支援システムを評価。このうち「良(acceptable)」の評価を得たのは、トヨタの高級車ブランド「レクサス」の一部車両に搭載された「Lexus Teammate with Advanced Drive」のみだった。
ゼネラル・モーターズ(GM)の「Super Cruise」と日産の「ProPILOT Assist with Navi-link」は全体評価が「可(marginal)」だった。
その他のテスラ、メルセデスベンツ、BMW 、日産、フォード、GM、現代自動車の「ジェネシス」ブランド、吉利汽車の「ボルボ・カーズ」ブランドの運転支援システムは全体評価が「不可」だった。