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内燃機関の時代は終わりか 新車販売5台に1台はEVに IEA予測

内燃機関の時代は終わりか 新車販売5台に1台はevに iea予測

2022年のパリモーターショーでルノーが発表したEVコンセプトカー=和気真也撮影

 世界で今年、販売される新車は5台に1台近くの割合で電気自動車(EV)になる――。国際エネルギー機関(IEA)は26日、こんな市場予測を発表した。中国や欧米を中心に、EV販売の急拡大が続くとの見立てだ。

 IEAは「世界EV見通し」報告書で、2023年のEVの新車販売は前年比35%増加し、1400万台になると予想した。新車全体に占めるEVのシェアは20年に4%だったのが、今年は18%に高まる計算だ。

 EV化で先行するのは中国で、22年には世界のEV販売の6割が集中した。

 これに続くのが欧州や米国だ。温室効果ガスの削減をめざす脱炭素に向けた政策や米国の「インフレ抑制法」によるEV購入者への補助金や税控除など、手厚い政策的な後押しが今年も販売を押し上げる、とIEAはみている。

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